UI文言を検討するときのSmartHR Design Systemの歩き方
社外にも公開しているSmartHR Design Systemは、ライティングに関するガイドラインも充実しています。この記事では、UI文言を検討したいと思ったときにそれらのガイドラインをどのように活用するとよいのか、おすすめの参照方法を紹介します!
チェックリスト的に参照したい
ライティングスタイル
ライティングスタイルには、UI文言に限らずヘルプページやリリースノートなどにも適応したいガイドラインがまとまっています。
基本的かつ具体的な内容で、数も多くないので都度チェックリスト的に参照するのがおすすめです!ヘルプページやリリースノートも含めて、開発に関わる文言や文章を書く機会に参照すると、自然と頭に入っていきます。
迷ったときに参照したい
用字用語
全部覚える必要はありません。ライティングガイドラインの「平仮名にしたほうが読みやすい漢字は平仮名にする」「カタカナ語を用いるときには、まず漢字語での言い換えを検討する」を確認したときに、気になる用語があれば、用字用語で検索するのがおすすめです。検索することが身についていれば、頻出する用語は自然に頭に入っていくと思います。
検討の対象にあわせて参照したい
UIテキスト
検討前に、該当するガイドラインがありそうか、確認することをおすすめします。格助詞の使い方や操作名は迷うことが多いと思うので、頭に入れておくと文言検討の速度が上がっていきます!
画面名やボタン名の格助詞に関するガイドライン
操作名に関するガイドライン
エラーメッセージ
エラーメッセージの基本的な要素に記載してある「スペースが足りないときなど、すべての要素を表示できない場合は、原因>対処>事象の順で優先しましょう。」だけでも覚えて帰ってください。
ライティングパターンは検討時に参照すると便利です。バックグラウンド処理の場合と、Flash Messageの場合でそれぞれライティングパターンがあります。
エラーメッセージを表示するのにNotification Barなどを使用する場合も、「メッセージの表示スペースが少ないため、ユーザーがひと目で把握できる情報量にする必要がある」という点は変わらないので、Flash Messageのライティングパターンを参照して問題ありません。
どのライティングパターンを用いるかは「エラーの原因」から探すのがおすすめです。デザインシステム上だと見づらい場合は、ダウンロードしたり拡大したりして見てください。
デザインパターン
デザインパターンの中にもライティングガイドラインが含まれるものがあります。どんなものがあるか把握しておくと、デザイン・ライティング含めて参照できるので便利です。
コンポーネント
コンポーネントの定義にあわせてライティングガイドラインが設定されているものもあります。量はそんなにないので、あるというのを覚えておくと良いです。
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