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63歳の挑戦            デジタルアーティスト個展開催に向けて僕ができること

中学、高校の時の同級生でワシントンD.C.在住の建築家が、デジタルアーティストとして日米同時デビュー、個展を開催する。
 ふとした縁で、この個展を手伝うことになった。主に広報担当として、プレスリリースを作成したり、今までの人脈でメディア関係者にアプローチして、情報を入れさせてもらった。
 中学、高校の同級生ということもあり、グループLINEや同窓会のFacebookに投稿し、同級生や先輩後輩に伝えた。
 そもそも中学や高校は東京で、30歳までは東京にいたので、名古屋に来てからは、名古屋を拠点に仕事をし、そこでネットワークを広めてきたこともあり、一部の仲間以外は同級生、ましてや同窓生とはしばらく疎遠になっていた。それが、中学や小学校の同級生と昨年暮れあたりから久しぶりに会うことになり、来週には、小学校、中学校の同級生の合同同期会が開催される。その矢先、この個展の話しが舞い込んだ。そういう年齢なのかな。
 デジタルアーティストである小田康夫くんは、中学1年の時には同じクラスだったが、その後、中学、高校と一緒のクラスになったことはなく、部活などでも交流はなかった。ましてや大学から社会人で、何をしてきたかも知らない。アメリカ在住だということくらいしか知らなかった。
 それでも、手伝うことになった。オンラインミーティングを2回、あとは
グループLINEやメールで、毎日のようにやり取りしている。なぜ、建築家の彼がデジタルアートに着眼して、60を過ぎてアートの世界に向かったのか。興味深かった。そして、この歳で新たな挑戦をすることをうらやましくも思った。だから、美術のこと、デジタルアートのことも、明るい訳ではないけれど、自分ができることは目いっぱいやろうと決めた。
 プレスリリースを作成するにあたっては、LINEでのやり取りを遡って
テキストにコピーして、まずは、土台をつくった。そして、今までも少しは
利用してきたチャットGPTを駆使してみた。自分としても小さいながら新たな挑戦だ。
  この1年、浅野撚糸という企業の広報担当をさせてもらい、広報PR関連の書籍を読みまくり、プレスリリースを多数書いてきた。その経験を活かし、チャットGPTも活用した。
 そして、書き上げ、プレスリリースのサイトへの投稿もやってみた。
開催初日には、カメラを依頼して、今後立ち上げる自分のYouTubeチャンネルのインタビュー撮影にも挑戦する。インタビューに関しては、テレビ局時代、俳優、映画監督、ミュージシャンなどあらゆる方のインタビューをしてきたので、その経験が活きると思っている。
 いよいよ来週、個展が開催される。ギャラリー同潤会で、どんな出会いがあり、また新たな挑戦がはじまるか楽しみだ。

 今回書き上げたプレスリリースはこちらです。来場をお待ちしています。

建築家・小田康夫 デジタルアーティストとして日米同時デビュー
62歳 初の個展開催 「物語的抽象表現」が描く新たな世界
表現と構造の狭間で~デジタルブレンド技法が描く物語~
デジタルアートで紡ぐ 心に響く色彩の物語
ワシントンD.C.在住の建築家、在米日本国大使館領事部インテリアの設計などを手掛けてきた小田康夫がデジタルアートの可能性に着目。62歳でデジタルアーティストとして日米同時デビューを果たしました。
東京・表参道ヒルズ ギャラリー同潤会にて、初の個展を2024年10月10日(木)~14日(月・祝)開催します。
小田の作品は、建築家としての豊富な経験を背景に、写真とデジタル技術を融合させた「デジタルブレンド技法」による新しい抽象表現を追求しています。
「1足す1が10になる世界」
建築とアートが交差するその手法は、従来のコラージュやモンタージュとは異なる独自のアプローチを持っています。写真を積層させ、各々の写真はその独自のブレンド方法によって互いに影響し合い、新たな光の屈折や融合を生み出します。複数の写真が相互に作用することで、その影響は階乗的に増幅され、無数の表現の可能性が広がっていきます。この技法は、視覚的に新しい体験を鑑賞者に提供します。
「物語的抽象表現」
小田の作品は、従来の抽象表現の枠を超えて、独自の物語を内包しています。一般的な抽象芸術が現実との結びつきを断ち切るのに対し、小田の作品は、色彩や形、質感の中にストーリーを織り交ぜています。鑑賞者は、それぞれの作品から物語を読み解き、抽象と具象の狭間で自らの解釈を見出すことができるでしょう。
その結果、小田の作品は単なる視覚的な美しさに留まらず、観る者に深い感情や思索を呼び起こし、鑑賞自体を新しい体験へと変えていきます。彼の独特な表現スタイルは、「エセリアル表現主義」と名付けられ、夢と現実の狭間に存在する、移ろいゆく儚さを捉えています。このスタイルは、夢のようでありながら、同時に個人的な意味を持つ、新たな次元のアートを創り出しています。

主なシリーズ作品
ビートルズシリーズ
伝説的なアルバムや楽曲をビジュアルに変換。音楽を視覚的に表現する独自の試み。
大調和(グレートハーモニー)シリーズ
伝説の大陸レムリアから縄文時代、現代に至る歴史を辿り、調和と平和を重んじる精神文明の復活を描いています。物質文明から精神文明への移行を促し、新たな調和ある生き方を提案する作品。
福島復興シリーズ
福島の風景や文化にインスパイアされ、土地の物語をデジタルブレンドで表現。
 
今回の個展では、ビートルズシリーズをメインに展示します。
 ビートルズシリーズをメインにした理由・・・
 「3か月ほど前、最初は曲ではなくアルバム全体の印象からはじめた」
 「小学校6年の時、ホワイトアルバムをはじめて聞いて、ものすごい衝撃
 を受けた。何か もやのかかった深い森の中に吸い込まれていくような怖
 い印象。自分の知らないおとなの音楽だって。」
 「その印象が強烈にあるので、それを絵にしてみようというのがはじま
 り。そのあと曲を絵にするようになりました。」「それぞれの曲は個々に
 違った色のイメージがあり、それをそのまま絵にすることもありますが、
 歌詞を重視したものもあります。」

建築とアートの交差点:なぜ建築家がデジタルアートへ?
「建築とアートは、形を作り出すプロセスの中で必然的に交わる」と語る小田。彼が長年培ってきた建築の多面的なアプローチは、そのままデジタルアートの世界にも反映されています。設計図と同じように、デジタル技術を用いて複数のレイヤーを重ね、新しい構造を生み出す手法は、建築家ならではの視点から発展していったものです。
デジタルブレンド技法は、従来のデジタルアートとは異なり、単なるコラージュのデジタル化に留まらず、現実とデジタルを繋ぐ新たな表現の可能性を探る実験的アートです。

小田康夫個展 ビートルズ#色の贈り物
開催期間:2024年10月10日(木)~10月14日(月・祝)
時間:11:00~19:00(最終日は17:00まで)
会場:表参道ヒルズ・ギャラリー同潤会 
https://www.gallery-dojunkai.com/
 
個展開催と同時にオンラインショップでも作品をお買い求めいただきます。
https://artofoda.myshopify.com/
 
小田康夫プロフィール

東京都大田区出身。早稲田大学大学院建築学科修了後、竹山実建築綜合研究所で、商業施設のデザインを担当。1993年に渡米し、フルブライト奨学生として、ペンシルベニア大学大学院にて建築とアートを学ぶ。ルイス・カーンの影響を受けながらも、米国抽象画家ロバート・スラツキーの元でコラージュやモンタージュを学び、芸術的視点を深めていく。
建築家として、ウエストポイント陸軍士官学校フットボールスタジアムトレーニング施設やジョージメイソン大学の研究棟、ロッキードマーティンの施設設計など、幅広いプロジェクトを手がける。
2011年YA Design社設立、在米日本国大使館領事部インテリアの設計、個人住宅などの設計を担当しながら、デジタルアートへの挑戦を始め、今回のデビューに至る。


この件に関するお問い合わせ、取材の依頼は下記までお願い致します。
Dear.you 代表 映像・PRプロデューサー 城田 達康 
090-3156-3349  shirota@lifeworks-japan.com

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