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公務員試験の難易度と試験科目

今回は公務員試験の試験難易度と、試験科目についてお話します。

公務員試験の難易度

公務員試験を難易度別に5段階に分けるとこんな感じになります。

・難易度S : 国家公務員(総合職)/外務省専門職/裁判所事務官/国会職員など
・難易度A : 東京都庁I類・地方上級(上位の都道府県庁)/政令指定都市職員(上級)/東京23区職員/労働基準監督官/航空管制官など
・難易度B : 国家(一般職)/地方上級(下位の都道府県庁)/国税専門官/法務教官など
・難易度C : 国立大学法人等職員/一部の市町村(大卒)国家一般職(高卒)/消防官/警察官など
・難易度D : 自衛官/刑務官など

倍率が10倍とかでも全く尻込みする必要はありません。公務員試験は無料で受験可能なことからお記念受験をする人も多数存在します。(体感的に1/3くらいそうだと思う)

過去の倍率は自治体のHPなどに記載されていますが、実質倍率はそれよりも低いと考えてよいでしょう。

試験内容・試験科目

公務員試験は、試験種別や自治体により内容が異なるものの、概ね上級(大卒程度)試験は以下のようになっています。

・一次試験(択一):教養試験 + 専門試験 + 論文
・二次試験:面接 + 集団討論

試験種によっては教養試験のみ(専門試験なし)だったり、または専門試験のみが課せられる場合があります。それぞれの出題科目は、

・教養試験(40問あるいは50問) → 数的推理、判断推理、現代文、英文、古文、政治、社会、経済、法律、世界史、日本史、地理、思想、文学・芸術、数学、物理、科学、生物、地学 etc...
・専門試験(40問) → (一般行政の場合)憲法、民法、行政法、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、経営学、会計学、統計学、政治学、行政学、社会学、国際関係論、労働法、刑法、商法 etc...

となっていて、教養試験はセンター試験(高校)レベルの内容、専門試験は大学レベルの内容から出題されます。

私の場合だと、地方上級(上位の都道府県庁)の一般行政を受けて、

・一次試験:教養試験のみ(40問) + 論文
・二次試験:面接のみ(コロナウイルスの影響により集団討論なし)

といった内容でした。

まとめ

「倍率も高いし、出題科目数も多いし、これほんとに合格できんの?」って思われたかもしれませんが、Fラン大卒の私ですら難易度Aの自治体の試験に受かったくらいですし正しく対策すれば合格可能です。

「それってあなたの地頭が良かったからでしょ!」と思われるかもしれませんが、残念ながら地頭の良さを証明できるような経歴は一切持っていません。それでも6ヶ月+2週間の勉強量で一次試験を突破できました。

では実際にどのように勉強して一次試験を合格できたのか、多すぎる科目をどのように時間配分して対策すれば最短距離で合格点まで伸ばせるのか、それについては、また次回。


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