DAY59:脂肪細胞採取とエクソソーム点滴
糖尿病と診断されてから59日目
脂肪細胞採取
過去の幹細胞治療関連はこの辺の流れで。
ついに第一歩。
緊張しながらクリニックを訪ねて、
担当の糖尿病内科の先生と話をする。
緩徐の人は他にもう1人いるけど、少し前に治療が始まったばかりのためどのような効果が出るかはまだ不明、ということだった。
効果の指標を何にするか、を話し合った。
GAD抗体の値が>2000と高いから緩徐進行1型、のためGAD抗体を下げれば、なんて提案したが、そう単純なものでも無いらしい。
じゃあ何がいいかなぁ
今は糖質20gなら問題なく処理できるけど
糖質40gだと180超えちゃうのが50gまで行けるようになる、とか?
などと話しながら準備を待つ
いろいろ同意書にサインして、いよいよぼくの脂肪細胞を採取する部屋へ
ちょびっとだけ開腹して、採取を進めていく。
「採取した細胞見ますか?」と言われて「見ます見ます!」と食いついた。
親指の先くらいの大きさの白い脂肪の塊が試験管?の中に浮かんでいた。
写真撮ってもらえば良かったなぁ。
急いでこれを培養施設に送って、約1ヶ月かけて増やしてから、点滴でぼくに戻すらしい。
効果があることを祈るしかない。
エクソソーム点滴
この日は、培養用のぼくの脂肪採取と共に、他人の(幼児の)歯髄から細胞を培養した際の培養液の点滴も行った。
「点滴痛かったらイヤだなあ」と思っていたけど、そんなに痛くなかった。
数十分かけて点滴を行っている間、何だかとても快適で落ち着いた気分になって
やがて眠気に襲われてきた。
あれ?あれれ?
G6が示す数値が急激に下がってきた。
なんでもエクソソームの中に含まれている成長ホルモンがインスリンと同様の血糖値低下の要因となるらしい。
次回は持効型インスリン打たずに来よう!
チョコやポカリをもらってその場で口にして、
フラフラしながらクリニックを後にした。
FLYING KIDS
夜はFLYING KIDSのライブをビルボード東京で見た。
道中ではチョコとポカリで今度は高い方に振れていた。
時間差があるから難しい!
FLYING KIDSを見るのは2回目。1992年のぴあ20周年横須賀イベントでPINK CLOUD目当てに見にいって以来。え?31年ぶり?
この日のFLYING KIDSでは大好きな「ディスカバリー」も聴けてすごく良かったんだけど、エクソソーム点滴の影響でとにかく眠かった。
読んだ本によるとエクソソームで眠くなるのは「体が修復のために休息しようとするから」らしい。
たしかにこの日以来しばらくはずっと眠くて、
できるだけ逆らわないように眠るようにしていた。
この日のDexcom G6はこんな感じ