VRising の サーバを 格安で建立する Linux + wine

こんにちは。
この記事は自分向けの記事でもあり忘備録です。
一応同じようなことを考えている人の助けになればと思います。

今回の話は

このゲームの専用サーバ (Dedicated Server) を格安でレンタルして運用について書きます。
特に このゲームは Windows での運用を前提としているので、それに対して以下に安く済ますか?というところで Wine 経由で動かします。
ネットに情報があるのでさほど困らないですが、詰まったところの共有と実際にできたよ。という情報共有です。

ゲームについて (宣伝)

簡単にこのゲームについて語ります。
このゲームはマルチプレーヤーで、ディアブロのような見下ろし視点でワールドを探索しながら、マイクラのようにクラフトをしてレベルを上げていくゲームです。
見下ろし視点な分 Valheim などとは違い、とっつきやすい印象です。
また PvP / PvE を選べるので、とにかくみんなで資材を集めて冒険に出たいという人にもお勧めできるゲームです。
そこまで武器にランダム性がないのが、欠点でもあり特徴でもあります。過度な強さにならないというので同じ目線で冒険を進めて行きやすいです。

なぜ専用サーバを建てるのか?

このゲームはマルチプレイに対応しています。
特に考えない場合スチームが提供している機能を利用してマルチプレイをします。
誰かがオーナーになり、そのオーナーが起動している時のみに他のユーザはイン出来る。という仕組みになっています。

ここで問題なのは、オーナーがいないと一緒にプレイできない点です。
マインクラフト要素のあるこのゲームにおいて、裏で素材を集めておいたり、鍛治をしておいたり出来るのはとても重要です。
あとは大人が集まってゲームするにも都合合わせるのが大変ですよね。
そのために専用サーバを建てて、好きに出入りできるようにするのが狙いです。

参考記事

まず私が参考にした記事を貼ります

https://www.yekbot.com/v-rising-running-a-server-on-centos-linux/

https://vrising.wiki.spellsandguns.com/Dedicated_Server_Setup

CentOS と Ubuntu の二つの記事があります。
基本、自分が使用するサーバに対して参考になるようにすれば良いです。

格安VPSサーバ

今回私が選択したのは XserverVPS です

これの 4GB を選んでいます。私が VPS 使って色々やってみるかーと思ったので 1年契約しました。それでも 2万円いかないです。安い。
2GB で検証はしてません。動作の状況を見ると 1.5GB あたりを使っていて 3~4人程度ならいけそう感じもしますが、少し怪しいところです。
(このゲーム。やろうと思えば 1month たたずに現状のコンテンツはクリアすることは可能です。のでゲームだけを考えるなら 1month でも十分かも)

ちなみに比較としては、簡単にできるぞ!みたいなところだと 1month 3000円いかないくらいです。

いま今考えると、これでも別にええやん?と思うところではあります。

Vrising 専用になってしまうところや、他のサーバたてたり自由に潰したりを考える経験などを踏まえる今回の選択も有りだなと思うことにします。
また、 VPS で Windows を借りようとするとさらに金額が伸びます。
というところで、 動くんなら Linux の VPS を借りてやってみようという結果に至ったわけです。
Windows のサーバ借りるんなら、上のリンクで専用サーバ借りたほが良いと思います(中身どうなってるか分かりませんが)。

私の環境

私は Ubuntu の 22.04LTS を利用しています。
デスクトップ付きの方がとっつきやすそうな気もしますが、そこは好みです。

ハマりポイントなど共有

基本的にやることは

  • steamcmd のインストール

  • wine のインストール

  • その他便利コマンドを準備

    • service / port 解放

  • windows platform で Vrising をインストール

    • 重要

上記の中で唯一引っかかったのが windows platform で Vrising のインストールです。
そのほかは上に貼った参考記事の内容をすれば問題ないです。
(Xserver の環境なのかどうなのかは分かりませんが、あらかじめインストールされているライブラリもあります。 gcc など、なんで steamcmd と wine さえあれば良いという認識です)

steamcmd は対話形式でアプリのダウンロード / アップデートを行えるのですがその中で

にある

@sSteamCmdForcePlatformType windows 

の実行していないと、wine 経由で起動した時にうまく動きません。
こちらフォーラムなどでは解決策を提示されてますが、あまり目立って無かったので共有になります。


他にうまくできんかったということがあれば追記したいと思いますが、忘備録なのでこんもんです。

実際にどうなのか?

基本的に問題なく動いているし、アップデートもできています。
時折重いなぁと感じることもありますが、支障が出るほどではないです。多分 クライアント側のPCの問題だと思っています。

今後の大型アップデートで動かなくなるリスクもありますが、こんなもんだというので動かしています。

サーバ建てて運用も悪くない、はよ Linux server だせ!

まぁそんなこんなでやってるわけですが、
そもそも VRising が Windows だけにしか対応していないのがけしからん話ではあります。
出すぞ〜みたいな雰囲気を出してもう半年以上経っているらしい。。。
まぁユーザなので細かくは言えませんが、 Wine で動くということは Linux 向けのビルドもそんな難しくないんじゃない?とか思っちゃうわけです。

人はわがままですね。

誰かの力になれれば幸い

終わり!

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