遂に、水でカランダッシュのネオカラー2を溶かしてみました。
こちらのつづきです。
今回も絵の道具たちを一式引っ張り出すのに苦労しました。そして、周囲をなるべく汚さないように注意しながら水の儀式を執り行いました。
ええい、ままよ!
なんとなく、渦巻きを描きたくなったので・・・
アルシュさんとしては「あ?え?こ、こんなに水来るの?」という感じだったかもしれません。溶かしたいだけ溶かして、絵の具と化したクレヨンもどきを引き伸ばしました。
ご先祖様の木の絵が、いつか自分もあんな目に遭うんだろうか?みたいな感じで恐る恐るこちらを見ていました。コツをつかむまでは何もしないから大丈夫と言っておきました。
アルシュのピンクとネオカラー2の組み合わせは、私にはベストではありませんが、まあまあだと思いました。水彩画の感じも好きと言えば好きですが、描くのが楽しくて仕方がないわけではありません。汚さないように気にしいしい描かなくてはならないのが楽しさを消してしまっているのかもしれません。
100均のお絵描き帳のようにへにょへにょにはなりませんでしたが、べこべこです。2021年が丑年だからってそれはないと思いました。水で伸びている可能性もあるので、乾いたら平らになるのかもしれません。
それから、今回の絵、更に描き足すか否かで迷っています。描き足すとしたら、何を?今は思いつきません。それに、更に水を使ったら最初の部分も溶けてぐちゃぐちゃになりそうです。水を使わなかったとしても、擦れて絵が変わってしまったら嫌です。かといってフィキサチーフやヘアスプレーは、ニオイが苦手なので使いたくありません。身体にも悪そうですし。
画材探しの旅が始まってしまったかもしれません。
以前から密かに気になっているアクリル絵の具も、相性を確かめてみる時が来たのかもしれません。油彩も気になりますが、おそらく臭気に耐えられないでしょう。それに、なんとなくめんどくさそうなイメージが。アクリルは、すぐ乾いてしまうという噂なので、ゆっくりしている私には向いていないかもしれません。しかし、耐久性が抜群でほぼ何にでも描けるというのは楽しそうです。木や皮革、陶器、石、ガラス、Tシャツなどにも描けるって、え、ホントに?と思います。商品として売るのであれば、耐久性は大事な気がします。もちろん、水彩画で生計を立てておいでの方もいらっしゃることとは思いますが・・・。今の私には楽しくない気がします。今回水を使ってみて、今の制作環境では水はあまり使いたくない気がしました。水彩画もですが、何の心配も無しで思いっきり、ぐわっと描いてみたい気はします。かといって、クレヨンはベタベタして好きになれません(先日の記事でオイルパステルは嫌いじゃないみたいなことを描いたので矛盾するようですが、描き味がちょっと違う気がします。それから、保管についてはどちらも気をつかいそうです。ニスか何かで固めてしまえば良いのでしょうか?)。色鉛筆?ネオカラー2でも思ったのですが、私は、線を描くより面を塗りたい気がします。今後変わるかもしれませんが・・・。線でも面でも大丈夫な画材が良さそうです。色鉛筆も面を塗れなくもありませんが、大変そうです。ネオカラー2のような、水彩にもなります便利ですみたいなのなら、線も面も大丈夫そうですが、そして、それは色鉛筆にもありますが、水が必要なのです。水、ひっくり返しそうで・・・。今の環境だとちょっと気が進まないのです。
見るのと描くのは別だと思いました。
それから、早くも、作品たちの保管方法についてどうしようかと思い始めました。水彩の場合、乾くのを待たなくてはなりません。この狭い部屋の中で、どこで乾燥させるか・・・。ドライヤーを使えば比較的短時間で乾かすことができるかもしれません。アクリルは、速乾性というか固まるのが速いと言われています(筆とかカピカピになって使えなくなったらどうしようと思ったり)が、条件によってはそんなに速くないかもしれません。もしかしたら、私にピッタリかもしれません。この辺りは、試してみないとわかりません。乾いた後だって、擦れとかに強いほうがいいです。
アクリル絵の具なら、絵具の盛り上がりも今よりつくれそうです。ネオカラー2は、盛り上がりと言うより、ダマです。そして、カスも出ます。水彩画の感じも好きなのですが・・・。水彩画でも、盛り上がりはつくれるのかもしれませんが・・・ひび割れてきそうな気もします。アクリル、ニオイがきつくないといいのですが・・・。油彩よりマシなのではと勝手に想像しています。水も使いますが、工夫してみます。
というわけで、次はアクリル絵の具を試してみることにしたのでした。どこかにつけてとれなくなってしまう危険性はありそうですが。それから、テキーラ、ではなくアキーラも気になります。
それにしても、今回も、接写が楽しくて仕方がありませんでした。オリンパスさんのちょっと古いコンデジ、TG-4で撮りました。顕微鏡モードというのがありまして・・・スキです。こちらにも置いておきます。
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部分を拡大して作品にしたらいいのかしら?と思うこともあります。デジタルにはなりますが。
そして、今回協力をお願いした母方の祖母(もう他界しています)の筆。習字の道具一式を母から譲り受けたものの、使い道がないと思っていました。水彩用の太めの筆が見当たらなかったので、転用しました。
おかげさまで、わりとぐわっと描けました。以前、100均のお絵描き帳に描いた時は、細い筆で、どうしたらいいかわからなくて、恐る恐る既にある形をなぞるようにしたら、前回の記事にあるツイートの写真(ご先祖様の木ではないほう)のようになりました。
ありがとうございます。それでは、また。