私の本棚(講談社BOX)
西尾維新、死物語(上下巻)が発売され、銀色の箱に入った装丁が特徴な講談社BOXもあまり見かけなくなった。
当時2008年に文芸誌パンドラが発売されていた時期に、講談社BOXを集めていなかったので、その当時の空気感を肌で感じることは難しい。
きっかけは西尾維新、化物語がアニメ制作会社シャフトでアニメ化していたことで知った。しかし物語シリーズを購入するのは、もっと未来になってからのことだった。
講談社BOX新人賞を受賞した朝倉秋成について、少しだけ記事にする。
元々は講談社で出版されていた作品、ノワール・レヴナント。フラッガーの方程式が2021年に角川文庫で発売された。
そして、六人の嘘つきな大学生。という作品が『第十二回山田風太郎賞候補作』『2022年本屋大賞ノミネート』『第43回吉川英治文学新人賞候補』文学賞の候補に選ばれたので今後の活躍が楽しめるのではないでしょうか。
現在から過去に遡る。小柳粒男、泉和良、鏡征爾。などの講談社BOX新人賞“流水大賞”を受賞した作品を集めることによって、まるでパズルのピースを埋めることで1枚の風景が完成し、講談社BOXのレーベルについて知れそうな気がした。
「Everything is Boxed, KODANSHA BOX. 開けるのは“あなた”です。」