逃げて逃げて逃げまくるのもアリだけど立ち向かって乗り越える方が楽しいかも知れないよね?
ここ数年、デザイン系の職業訓練校で毎月1回2時間くらい講話させていただいてる。ひとクラス15人〜25人くらいの老若男女たち。冒頭5分くらいはめっちゃ緊張してる。
私の生い立ちや仕事について、デザインの仕事についてなどなど。いつもあっちこっちに脱線するから講義時間が足りなくなっちゃう。笑
これをやってると「伝えたいこと、話したいことはたくさんあるんだなぁ」と思う。
私ってば、人前で話すのは正直苦手でうまく話せない。言葉を多く知らないし支離滅裂になりがち。たくさんの人に見られるのは苦手でできれば避けて通りたい。それなのに、だ。
ってそんなタイプなんだけど、なぜか「今度、講話してください」とか、何度も色んな方から声がかかる。本当は苦手なことだから断りたいんだけど、これは天からの「やりなさい」メッセージなんだなと思って引き受ける。そんで何度も続けていると、自然と話せるようになってくるもんなんだ、ホント。わたし、偉い!(自分で褒めることにする)
話すペースとか、時間配分とか、みんなの空気を感じたりとか。
ニンゲンみんな、苦手なものがある。得意なものもある。得意なものを伸ばすのか、苦手なものを克服するのか。どっちもできたらもちろんオールオッケーだけどさ、そうはいかないもんね、心情としては。笑
今までの私は「苦手なものはやってもどうせできないのだから、そこに無駄に時間をかけるより得意なものをもっともっと伸ばしていったら良いんじゃない?」と思ってた。(今もちょっと弱気なときはそう思う。)
でもあるとき、こうも思った。
得意なものは「よし、やろう」と意識しなくても、もともと好きなことだったりもするから、気づいたら自然とやっちゃってたりする。
無意識のうちに好きなことをやる時間が増えれば、たくさんできるからもっともっと得意になる。やった時間=得意なもの、ってなる。
でも、苦手なものって嫌いだから「よし、やろう」と強く思わないとだし、自分に少し負荷をかけていかないと、やらない。だから自然と、やらなくなる=ますますできなくて苦手なもの、になる。
だからつまり、得意(好き)なものは意識しなくてもやるから得意は維持できてるということで、苦手(嫌い)なものをそれなら意識してやるようにすれば、逃げないようにすれば、成長できるんじゃない?って思った。
考え方は、いろいろあるけどね。
苦手から、嫌なことから逃げてばかりいても、それが何度も何度も襲いかかってくる事ってあるじゃん?断っても、避けても、なぜか定期的に「それ」が目の前にやってくるって状況。何回逃げてもまたそれが来る。
そういうのって、天(大いなるもの?)から「あなたはこれを克服して成長しなさいよ、それがあなたの人生の宿題ですよ、逃げられないのですよ」って事なんじゃないかなと、思ったりもする。
もしその課題にクリアできなければそれはきっとまた次の人生(あるか分からんけどね)で同じように成長点として、またソレがやってくるのかもしれないよね。
・・・知らんけど。笑
・・・がんばろ。笑