自然排出を待機する最初の1か月
流産の診断を受けてから約3週間は妊娠初期の軽いつわり症状が続きました。
診断直後はいつ排出するか、わからない緊張感を持って近所に限って出かけていたものの、段々それが日常となってくると感覚が鈍り、ちょっとした遠出もするようになってきました。
いつもと違うのは持ち物。
ゴム手袋、ビニール袋、キッチンペーパー、ナプキン、替えの下着とズボン。を常に持ち歩いて出かけていました。
排出物は可能ならキッチンペーパー等に包んで、病院に持参してください、とのこと。
その対応グッズも持ち物リストに入っていた。
流産がわかってから約30日後、からだに変化が?
2週間ごとに経過観察を続けたものの、約1ヶ月間何も変化なし。
そして!
約1ヶ月経ったある夜。
浅黒い紫がかった薄い膜のようなもの少し排出されました。
もうすぐ自然排出?
生理の2日目より重く、おなかが痛くなると聞いているものの、具体的には未知の症状を待つ日々。緊張感が高まります。
ところが、
日常生活に支障のない、オリモノ的排出が約10日続きました。
私の自然排出は長引いています。
その頃、診察に行き子宮内を確認してもらいました。
先生「子宮内にまだフクロが残っていますね。不正出血は見えません。もし、不正出血などがあると胞状奇胎の可能性もゼロではないので、注意する必要がありますね。悪い時はがん化します。来週まで様子みましょう。必要に応じて手術するか決めましょう。」
胞状奇胎?
子宮内の絨毛が異常をおこして、嚢胞(のうほう)化して増殖してしまう症状。
悪い時は腫瘍(がん)になってしまうらしいです。
妊娠は色々リスクが伴うことを改めて実感。
しかし、前に進むしかありません。
何とかなるよう祈りながら過ごす日々です。
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