超インターナショナルなバリ島留学
こんにちは!
今回は、2018年9月〜2019年6月までのバリ島留学について書いていきます。結論から言うと、バリ島留学は僕にとって最高の環境でした。
最近は、コロナウイルスの影響で海外に行くことへのハードルはかなり上がってしまいました。しかし、先月からマルタでは留学が再開され、今後徐々に海外や留学に行けるようになることでしょう。このNoteではバリ島留学や海外留学を考えている人にぜひ読んでもらえたらと思います。そもそも海外留学を考える場合、アメリカやイギリス、オーストラリアなどの欧米豪をイメージされる人が多いはずです。最近ではセブ島やフィジーなど安価に留学できる場所も注目されています。正直、バリ島留学って候補にも上がらないですよね。僕もそうでした。まぁ基本、留学をする目的って多くは英語の習得だからですね。このバリ島留学ではインドネシア語を学びます。しかし、バリ島留学では英語も身につけれる環境であることは間違いありません。超穴場のバリ島留学を僕が激推しする理由は後ほど。
それでは、まずバリ島留学に至るまでの経緯を簡単に書いていきます。
バリ島に住む方法を模索した結果...
僕は、学生時代は国際関係の学部や外国人観光客のガイドボランティアなどしていました。そのため、周りはほとんどが海外留学やワーキングホリデーを経験していました。僕も、学生中に長期の海外留学をしたかったのですがコスト面がネックになり諦めていました。卒業後、バリ島を訪れる機会がありました。その滞在中にバリ島の空気感や人々の暖かさに魅了され、バリ島に住みたいと直感的に思ったのです。
それで、バリ島に長期に滞在する方法を模索しました。現地のインドネシア人の知り合いなどに相談したら、「バリ島の大学通えばいいのでは?」とのことでした。費用も1セメスター1000ドルということもあり、僕にとっては念願だった長期留学もできるしもってこいでした。そういう経緯でバリ島留学を決めたので、実は、入学するまでほとんどバリ島留学がどんなものか知らなかったのです。
バリ島の大学について
ここからは、バリ島の大学について触れていきます。
留学していた先は「ウダヤナ大学」という
1962年に設立されたインドネシア四大国立大学の一つです。13学部もある大きな大学です。
留学プログラム
僕が参加していたのがBIPAというプログラムです。
BIPAは大学にてインドネシア語を学べるコースになっていて
インドネシア語を学びたい・働きたい人、インドネシアに住むために日常会話をマスターしたい人まで様々な人がいました。
BIPAプログラム参加者は日本人が一番多かったです。
また、大学に行くことでステューデントビザがもらえます。
これかなりメリットがあります
・観光地など学割価格でいける
・運転免許手に入る
・再入国する際めっちゃ早い
ダルマシスワ〜最強の奨学金制度〜
他のクラスメイト達は違うプログラムで留学していました。
それが「ダルマシスワプログラム」
このプログラムは驚くことに毎月の奨学金(返済不要)+授業料免除なんです。留学以前に知っていれば絶対に応募してました。
毎月の奨学金について
(ジャカルタ、バタム、バンドン、スラバヤ、バリ、マナド、マカッサル、アンボン)は2,950,000ルピア(2万5000円ほど)
この金額もらえればバリ島なら結構余裕で暮らせます。
ダルマシスワプログラムは、バリ島に限らずインドネシア全土の71校の大学が対象です。
ダルマシスワプログラムの詳細(公式サイトより引用)↓
インドネシア語もしくはインドネシアの文化・芸術を専攻とし、インドネシアで修学・留学希望される方々を対象とします。ダルマシスワプログラムはインドネシア語及びインドネシア文化そのものを世界に広める目的とし、また、従来インドネシア人のための外国政府からの奨学金制度に対する相互利益プログラムとして行われてきました。ダルマシスワは学位を目的としないプログラムであり、プログラムの参加期間中に、就職、研究及び政治活動は固く禁じられています。
応募条件としては
1. 現在、インドネシア外国籍である方で、インドネシアで職業を有しない方
2.応募時に高等学校卒業以上の学歴を有する方
3.プログラム開始時(2020年9月1日時点)に、18歳以上、27歳以下の方
4.同ダルマシスワプログラムを参加したことはない方で、独身の方
5.英語とインドネシア語の基礎知識がある方
6.健康な方(健康診断の提出により)
7.選択した専攻の基礎知識がある方
ダルマシスワプログラムは審査が多少ありますが、こんなに良い奨学金制度はなかなか無いでしょう。僕もトライしたいですが、年齢制限でアウトです。もし、あなたが応募条件をクリアしているならトライしてみてください。
ウダヤナ大学での授業について
インドネシア語クラスはレベル毎に4クラスありました。
クラスは15人ほど
授業内容はインドネシア語とインドネシア文化になります。
インドネシア語に関してはリーディング、リスニング、ライティング、文法 、会話の5つ
一方で、文化の授業ではこのようなバリ島ならではのモノを作成したり
バリの伝統舞踊や楽器を学ぶことが出来ます。
大学のお祭りでは1000人超の観衆の前でバリ舞踊を披露する機会もあり、その模様は現地のテレビでも放映されました。
授業スケジュール
平日週5日 9:40〜13:00(100分2コマ)
午後はフリーで時間があります。
友人たちはサーフィンをする人もいたり、ゆったり休む人もいたり、午後の過ごし方は人それぞれです。
現地学生との交流
インドネシアはとても親日な国です。ドラえもんやナルトなど日本のアニメのソフトパワーの浸透度は凄まじいです。留学していたウダヤナ大学のキャンパス内にも日本語学科があります。そのため、現地の友人は比較的作りやすい環境でした。日本語を教える代わりにインドネシア語を教えてもらうなど勉強面から、現地の学生との交流を通して机上では学べないバリ島の魅力を存分に体験しました。インドネシアやバリの人々は明るくくてとっても暖かい人ばかりでした。バリ島の魅力は人にあると言っても過言ではありません。
バリ島留学にかかる費用
ここからはバリ島留学でかかる費用について触れていきます。
1セメスターコース 299,000円
2セメスターコース 429,000円くらいです。
(※1セメスター約3カ月。授業料は1セメスター1000ドルになります。)
滞在ビザを自力で手に入れることができれば授業料のみで参加可能です。
バリ島での主な生活費
アパート代 月10000円ほど
シャワーがお湯でる+Wi-Fiがあるアパートは大体月10000円ほどです。
また、南国だからプール付きのアパート住みたい方向けには月25000円ほどからありました。それくらいが相場です。
バイクレンタル代 月5000円
バリ島はバイク社会なので暮らしにはバイクは欠かせません。あるとかなり生活がラクになります。(空港の駐輪場↓)
食費 50円〜
バリ島ではフルーツがとっても安くて美味しいので毎朝食べてました。
このフルーツをカットした盛り合わせは50円でした。
また、夜は基本屋台飯が街中そこら中にあります。どれも100円前後から食べることが可能です。
ということで、バリ島の住居費や食費はかなりリーズナブルに抑えられることがわかってもらえたと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。続いては僕がバリ島留学をおすすめする最大の理由について書いていきます。
超がつくほどインターナショナルな環境
僕がこのバリ島留学をあなたに激推しするのはこの理由です。
クラスメイトの主な国籍
アジア 日本 韓国 中国 インド タイ カザフスタンなど
ヨーロッパ スペイン ロシア セルビア チェコ リトアニアなど
アメリカ大陸 カナダ アメリカ メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ アルジェリア チュニジア ボツワナ
トータルで30ヵ国以上から留学生が集まっています。
これだけ世界中から留学生が集まるのはバリ島ならではなんです。
なぜこんなに世界中から集まるのか?
特に、バリ島留学に参加しているクラスメイトは多くがヨーロッパ出身です。これは僕の仮説ですが、アメリカやイギリス留学などの英語圏留学よりもバリ島留学の方が国際色豊かではないかと思うのです。そもそもヨーロッパ出身の彼らは母国語+英語が話せます。わざわざ英語圏へ留学する必要はないのでしょう。また、彼ら曰く、ヨーロッパとは全く違う東南アジアの雰囲気やライフスタイルに憧れて来ていました。だからこそ、世界一インターナショナルな留学。それがバリ島留学です。(実際世界一なのかはわかりません)
また、クラスメイトとの会話は基本英語でした。授業ではインドネシア語を学びますが、英語も日常的にアウトプットするので、勝手に身についていきます。だからこそ、英語習得を目的に留学を考えている人にもおすすめできるのです。英語とインドネシア語を一石二鳥、二刀流で学べちゃいます。
交流を深めるためにとったYoutube戦略
「世界中から集まるクラスメイトと交流を深めるにはどのような戦略を取ればいいか?」と考えました。その結果、Youtubeでのインタビュー企画を実施しました。クラスメイトの母国や言語について色々尋ねていくうちに、全く知らなかった国々にどんどん興味を持っていきました。そして、実際に行ってみなければと思い、バリ島留学後に彼らの国々を訪れる旅をしました。
また現地のローカルとの交流にもYoutubeを活用していました。
インタビュー企画の他に、PR活動も兼ねてオリジナルTシャツを作り、チラシを1000枚刷って日本語のメッセージなどを添えて大学や公園で配り歩いていました。このおかげでバリ島でローカルの友人の幅がかなり拡大しました。
今はどうなっているかわかりませんが、当時はウダヤナ大学の学生食堂には僕のチラシも貼らせてもらっていました。
僕の交流を目的としたYoutube戦略について書いていきました。交流の目的以外にもYoutubeや動画に残すことは鮮明に当時の思い出を振り返られるのでお勧めします。
最後までNote読んで頂き誠にありがとうございました。このNoteを読んでバリ島留学を少しでも候補として考えてもらえたら嬉しいです。何かバリ島留学に関する質問などありましたら僕のTwitter or Instagramへ気軽にDMください。
バリ島留学後、クラスメイトの母国へ
日本帰国後、カザフスタンから入り、クラスメイトに会うためにヨーロッパを中心に17ヵ国を周る旅をしていました。そこでの体験談などはNoteに綴っているのでそちらを読んで頂けると幸いです。