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「和ギータ」陸上部出身のプロ野球選手が衝撃デビュー

昨日、プロ野球開幕しました。我らが千葉ロッテマリーンズは惜しくも延長10回サヨナラ負けとなってしまいました。

しかし9回表、今年の千葉ロッテマリーンズのニュースター、和ギータこと和田康士朗選手が開幕戦でプロデビューをしました!
彼は高校時代は陸上部で、北信越の独立リーグである、BCリーグから育成契約でロッテに入団しました。
そして3年目の今年、開幕前に支配下登録を勝ち取り、開幕一軍に名を連ねたのです。
彼は高校時代の陸上部出身という足の速さと、フルスイングが持ち味です。足の速さはソフトバンク周東選手並みとのことです。

そんな和田選手、プロ初出場の場面は、0-1で負けている9回表ノーアウト一塁の場面、1塁ランナーの代走として初出場しました。初出場が、緊迫の場面での同点ランナーとしての出場となりました。

さて、その後二人が凡退し、和田選手は進塁できないままツーアウト1塁となってしまいました。

あと1つアウトを取られたら即試合終了、しかし和田選手がホームまで帰れば土壇場で同点に追いつく、そんな緊迫したシチュエーションでした。相手バッテリーは和田選手の足を警戒して執拗に牽制球を投げてきます。

そんな中あっという間に2ストライクと打者が追込まれてしまいます。あと一球で負け、そこまでマリーンズは追い込まれました。
そして次の1球をピッチャーが投じたその時、和田選手は動いたのです。

「和田がスタートしているぅ〜!!!和田がスタートしているー!!!!」

和田選手はなんと、この場面で甲斐キャノンでおなじみ甲斐選手からプロ初盗塁を決めました!
アウトになったら試合が終わるという場面で、見事盗塁をやってのけたのです。

その後チャンスを広げ、中村奨吾選手のタイムリーで和田選手はプロ初得点となる同点のホームイン!
9回表ツーアウトから土壇場で同点に追いつきました。

和田選手の盗塁、本当にしびれました。盗塁を警戒される中見事に決めきり、得点につなげたプロデビュー。
今後期待せずにはいられませんし、本人にとっても大きな自信につながったと思います。
今後和田選手の足が千葉ロッテマリーンズの大きな武器となり、和田選手によってもぎ取れる1点で試合を決めるケースも出てくることでしょう!!

マリーンズは負けてしまいましたが、ファンにとっては今シーズンに大きく期待が持てる試合となりました。


9回表ツーアウト一転差の場面で盗塁。
WBC台湾戦を思い出しますよね。

「鳥谷がスタートしているぅ!!鳥谷がスタートしているぅー!!!」

負けたら終わりの場面で鳥谷選手が見事に盗塁をギリギリの場面で決め、その後井端選手が同点タイムリー! このシーンを思い出した野球ファンはたくさんいたんじゃないでしょうか。

そんな鳥谷選手は今シーズンから千葉ロッテマリーンズでプレーをしています。
和田選手は鳥谷選手のマリーンズ初戦で、同じ偉業を成し遂げたのです。

そんな和田選手と鳥谷選手が新戦力として加わったマリーンズが楽しみになる一戦でした。

また今日初勝利!鳥谷選手マリーンズ初出場おめでとうございました!


優勝目指して頑張れマリーンズ!

ろいやる

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