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作家性とは何か?
皆さん、こんにちわ✋
今日、提案したいのが、作家性とは一体何だろうという話。
作家性と言う言葉が使われる場面。
音楽、小説、映画、絵画、漫画、アニメ
こんなところだろうか。
作家性とは、見たり聞いたりした瞬間にすぐ
「あっ、これはあの人の作品だ!」とすぐに分かる物のことを作家性と言うのだと、僕は思っています。
まぁ、簡単に言えば、強烈な個性ってこと。
それはある種の方程式になっていて、
料理のレシピを研究するようにその製造工程に法則性を見出すことができるのが、作家性であると思う。
ただ、作家であっても、自分には作家性が無いと答えるプロもいます。
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作家性とは、まず作者ではなく他者の視点から定義され、そして、そこまで分析される作家はある程度の人気を持った作家ではないでしょうか?
僕が思うに、プロの中でも作家性と呼ばれるほどの人気がある作家は1%くらいしかいないのだと思います。
作品とは、見る人聞く人によって解釈は千差万別です。
あと、プロの作品はほとんどチームで作られています。
一つの解釈で、たった一人に人間にだけスポットを当てる作家論とは、そもそもその前提が少し間違っているのです。
でも、
人は一人の人間や、一つの解釈にスポットを当てたがる。
政治の世界も同じで、人って結局複雑なチームワークよりも、一人の人間による偉業として単純化して考えないと、物事を理解できないのではないでしょうか?
そういう物事の単純化に、作家論は一枚噛んでいると思いますね。
ゴダールもどこかで言ってました。
「映画を映画監督だけで語るのは間違っている」
一人のリーダーだけで語りたくなるけど、それは真実ではない。
それを分かった上で、作家性を語りましょう。
でも、やっぱり作家性って極めてあいまいな表現で、それだけで判断してはいけないものなのだと、僕は思います。
その人その人ごとに作家性の解釈があるのは普通だし、そうあるべきだと思います。人それぞれ違うからこそ会話が弾むわけですし。
まぁ、
あんまり深く考えてもしょうがないのかもしれません。
以上、作家性についてでした。
ばいばい👋