効果的な学びを考える!②

前回のまとめ

①学校で学ぶ知識の量は増えてきている。

②ただし、学ぶ時間は限られている。

③人にとって今後必要なことは、知識の量ではなく、どのように知識を活用していくかである。

④だから、学校教育で学ぶ内容を見直し、必要なことがらに学びの内容を変えなければならない。

⑤学びの主体は子どもである学校では、面白い・楽しいなどの学びの意欲を大切にした授業を大切にすべきである。

以上の5点を踏まえて、

1、学びの環境をどのように変えていくことがよいのかを考えたい

黒板とチョークは学校の代名詞、教室の必需品でした。

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いかにも学校らしくて、この雰囲気は好きです。必要がないとも思いません。

学校の成り立ちを見たとき、たくさんの子どもに一度に同じ知識を伝えるために生み出された黒板とチョークは、まさに効果的な学びを生み出す環境でした。

教師が伝えたこと、自分で感じたこと・考えたことを書いていくノートも学びにとって大切なものといってよいと思います。

しかし、先人たちはさらに効果的なものを生み出してくれました。

 ❶授業を記録して何時でも、何回でも見ることができる

❷オンラインで複数で同時に授業に参加することができる

❸さまざまな知識を調べることが、何時でも容易にできる。

❹伝えられたことや自分の思いや・考えを❶~❸までと同時に行うこともできる。

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2、努力して学ぶことに意味がある?

ICTの活用が今後必要であるということでは異論がないが、現在の状況で活用することに対しては様々な異論がある。

その根強い論拠となっているのが、努力して学ぶことに意味があるという意見がある。よく指摘されるのが自分で知識を調べて、覚えることに意味があるという意見である。

しかし、学びに費やす時間には限りがあるという現実であり、必要な知識がどんどん増加しているということである。結果、大学の理工系の学部では最先端のことを学ぶために大学院に進学することが当たり前のことになってきている。大学の授業で学ぶ程度では役に立たないということである。

これからの社会で必要なことは、現在ある知識を活用し、課題を解決する学力を育てること。課題を解決するために役に立つさらに新しいものを生み出すことことである。

これまでの学びの内容、学び方を改革し、GIGAスクールを中心とした学びを推進することである。知識を活用し課題の解決するための学力を身に付けさせることにある。

GIGAスクールをスタートさせた時点で様々な問題がでてくることは、予想される。しかし、予想される課題の解決するまで準備されたタブレットなどを寝かして置く時間はない。

より効果的な学びが期待できる環境で、新たな学びを進めていくことがすぐに必要だ。

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