ヒラスズキ/Blackfin seabass@東京都浅草-ときわ食堂(雷門横)
スズキと呼ばれる魚は日本には3種類がいるとされてます。1種目がマルスズキかシーバスなどとも呼ばれる一般的なスズキ、2種目が中国、台湾、朝鮮半島の沿岸に分布し、養殖用に日本へ輸入された個体が逃げ出し野生化した外来種のタイリクスズキ。そして3種目がこのヒラスズキです。
普通のスズキが河口や湾内に多く生息しているのに対し、ヒラスズキは海流が荒い外洋に面した磯に多く、淡水域や汽水域にはほぼいないとされる魚です。余談ですが、私が中学生で釣りキチだった時に、地元松戸の六間川が江戸川に流れ込む水門でフッコ(マルスズキの小さいヤツ)が釣れた事があります。
身色がタイ科の魚に近く、内湾性のスズキとはまったく異にしている。…と、ネットには出てましたが、ここのはなんか昆布締めにしたような色と食感でした。
ネットでヒラスズキの刺身画像を見ると、タイ科に見られるような赤い血合いが目立っていますが、これはそんな色はありません。しかし普通に旨かったです(#^.^#)
なかなかヒラスズキの刺身には出会えませんが、またどっかで見つけたら速攻食べてみたいものです(^o^)