【登山】ひとり静かな早池峰山
溜まりにたまった代休を使って、早池峰山に行ってきました。
毎年7月は平日休みをとって早池峰山へ行ってます。梅雨に当たると雨の登山になります。それもまた良し。今年はどうなるかな?
5合目御金蔵までは雲の中。そこから上は、雲もなく、カンカン照りにもならず、風も心地よいお山となりました。
思い出したのは、
という詩。
今日は朝の鹿もいない、生き物が静かなお山です。一方、昨日の豪雨で、コメガモリ沢が滝のようになって岩岩を打つ音が響きます。
ドドッ!
徒雲。
10秒動画。8倍速のタイムラプス。音出ます。
登りでは、富山から車で来られた方とご一緒しました。憧れの立山や八ヶ岳のお話のなかで、チョウノスケソウの話題が出て嬉しくなりました。『山小屋の主人の名前って聞いたけどなあ』『実はですね、』『そうなの!』
話が盛り上がって時間も忘れてあっという間の山頂。その方は小休憩されて下山。午後は八幡平、明日は岩手山の予定とのこと。いい山行になりますよう☺
下りはひとりでゆっくりと。まばゆい花の銀河を何度も振り返り、春から夏、夏から秋への変化を感じました。
お花です。
昔はあまり興味を持たなくて、黒い花があるなあ程度で写真を撮ることもありませんでした。数年前か、何故か早池峰山のミヤマアケボノソウが山のSNSで話題となり、見に来る人が増加、そのタイミングからみる機会が激減した多年草です。
登山道からはほぼ見つけられない、今や早池峰の黒い(よく見ると紫色)ダイヤモンドです。
昆虫とか。
下りでは、団体さん、ソロの方、グループの方等々とスライド。平日でもぼちぼち人の気配のするお山でした。
前回(4週間も前か)大転倒して以来の小田越コース、下りはゆっくりと降りてこられた。
毎年7月平日の早池峰山は、毎回人に恵まれる。今年は憧れの立山や八ヶ岳について、教えていただくことができた。更に、チョウノスケソウという言葉をまさか聞くとこになるとは。来年は遠征したい。
今回は雨にも降られずに、穏やかで涼しい、カラフルなビー玉を散らばしたような、37回目の早池峰山でした。ありがとうございました。
後記