【登山】ミストの早池峰山〜ホットサンドで小祝、そして🐻
早池峰山に登って来ました。
朝から小雨、カッパを着てスタートです。
御門口からも小雨。でも気温と風が最高に心地よかった。竜ケ馬場から天狗の滑り岩までは、風がちょっと強くなりました。ここは足早に通過。剣ヶ峰分岐まで来ればもう安心。賽の河原でお地蔵さんにご挨拶して、登頂。
なんでもない記録なのですが、早池峰山に初めて登ってから5528日目(約15年)の今日は40回目の登頂記念日。
自分にとっての節目となります。いろいろ有った15年だったな。神社に手を合わせていると、顔がクシャクシャになりました。それを雨のせいにして、手ぬぐいで顔を拭いて、ひとり小祝の準備を始めました。
で、山頂でホットサンド焼きました。パンにマーガリンを塗って、ハム、キャベツ、ミニトマトなど、家にあった具材を適当にカットして挟んで来ました。
パンの焼ける香りが静かな山頂に漂います。ホットサンド美味しかった。これまたやってみよう。
雨がやんで気温が少し上がると、ハナアブやドロバチなんかの動きが活発になります。
雨と汗で中も外もズブズブですが、ホクホクして降りてこれました。感謝です。
小田越登山口から河原の坊駐車場までの2km、雨脚が強くなってきた舗装路を歩きます。霧も立ち込めて視界もおぼろげ。
あ、前から誰か来たな。やけに黒ずくめだなあ。最近そういうハイカー多いしなぁ。
あれ、やけに背が低い。
それに止まってる。
あれ、森の方に移動してる?
あ、クマだった!
クマのほうが先に気がついて、森の中に移動してくれました。監視員さんより聞いていましたが、いざ目の前にすると怖いです。
メガネが濡れてたのと、濃霧だったのと、舗装路には何本か沢が流れ込んでいるので、お互いに沢音で気がつくのが遅くなったのだと思います。
心配なのは、ここ数回の登山では、熊鈴を付けない登山者が多いと感じたことです。出会い頭で、私もビックリしました。クマをクマらす事の無いようにしたい。
それにしても今日のクマさん、悠然としてたな。
帰りに早池峯神楽伝承館さんを訪問。大人210円という破格で、岳妙泉寺の資料を拝観することができます。今日が当番の方からいろんなお話も伺えて、いつ訪れても気持ちが豊かになります。
さて、次の目標は50回。この境地に立つまでに、どんな経験をするだろう。この境地に立ったとき、私はどんな風になっているだろう?
後記
今回から、ザムストのインソールとふくらはぎのサポートを導入してみました。
ふくらはぎサポートは、ザムストのかと思ったら違うメーカーさんのだった😅
インソールは、ザムスト Footcraft STANDARD CUSHION+ (インソール)というモデルです。
土踏まずの形状に合わせて、私はミドルを購入しました。家でできる簡単な計測方法もあったので、選定の目安になりました。
現物を見たかったので、盛岡のスーパースポーツゼビオ盛岡南店さんを訪問。シダスもザムストも、インソール全種類サンプルが揃っていて、決め手となりました。
さっそくモンベルのアルパインクルーザー600(サイズ27.0cm)に入れてみます。フィット感良し。登山の靴下を履いて足を入れてみると、その瞬間から踵のサポート感や剛性がアップしていることを確認できます。
次にふくらはぎサポート、これはⅬサイズ。締め付けはきつくなく、生地も薄く良く伸びて暑くなりにくい。これも感動、履いた瞬間から足が楽。
そしてこの日の早池峰登山で試してきたわけですが、登山靴は地面の感触を足裏全体で確認できる印象で、上りやすい、降りやすい。踵や土踏まずの剛性が高いからか、踵がブレないので、上体も安定して疲れない。
インソールの上面はサラサラして、靴下では良く滑りますが、これもこれで登山中の指が動かしやすくて、無意識に無理しない動きをできていると思います。
そしてふくらはぎサポート。運動中のふくらはぎの振動を抑えて、余計な疲労を抑えるというもの。目からうろこ、これもとても効果的。筋力を無駄なく使えている印象でした。
総じて、翌日の疲れ具合は比較にならないぐらい、少ない。こんなに良いものが有ったのね、って食わず嫌いでした。