白猫と黒猫と白猫
外でBBQしてたらやってきたのが、白猫。どこかの飼い猫らしく毛並みも良い。
定期的に来ていたものの、黒猫がやってきた頃から来なくなった。
黒猫も飼い猫なのだが、定期的にやってくる。家の庭の涼しいところでくつろいで、満足したら帰っていく。
おっとりした猫かと思いきや、木に上ってカラスと喧嘩したり、狐と喧嘩したり、なかなかの武闘派。
そして自分はできると思っているのか、茂みに隠れて鳥を狙ったり、家に来るスズメを追いかけたりする。
残念ながら、足が遅い上に動きがトロいので自分が思ってるほどのポテンシャルは無い。それを嘲笑するように飛び回るスズメが良くわかっている。
最近、別の白猫も来るようになった。こいつは足が速く跳躍もすごい。
黒猫はヤツを見つけるなり圧を掛けて追い回すが、白猫は楽勝で姿を消す。しかし黒猫の来る時間帯を絶妙にずらして、キチッと朝晩やってくるようになった。
まだ人馴れしていないが、声を掛けて少しづつ距離を縮めたい。
国道すぐそこなのに、野趣あふれる地域だな。
家について、久しぶりに猫の木の夕景を撮ってみた。
日中は雨を降らした梅雨空の雲。
西の山に集まってグズグズして、
結局夕日を遮った。
うしろから、大きく広がる白い雲が、
天狗のうちわみたく伸びてきて、
深い青に溶け込んでった。
蝉がヒグラシに変わった。
もうすぐ夏だな。