
スタンフォードで巡り合う
花巻東高等学校、略して花東。
花東といえば大谷翔平さんですが、あらゆる常識を変えてきましたね。
もう1人、花東出身の菊池雄星さん。背番号の数だけ鼻毛でてるよと奥さんに言われるようなお茶目な方ですが、彼の教養の高さで、野球部の内面の豊かさをよく理解できて、監督の目指した理想像が見えてきます。
部員の目標管理のためにマンダラチャート(マトリクス法)を導入したのは、もう有名な話ですね。
導入するきっかけになったのが、硬式野球部の監督、佐々木洋さんと交友のあった佐藤伝さん。
佐藤伝さんは国際ナイン・マトリックス協会の会長も務めていました。
伝さんがこの道に進むきっかけになったのが、彼の祖父である多田等観さんの影響であると。
ご存知、多田等観さんは一人チベットへ潜入し、ダライ・ラマのもとで修行に励み、チベット最高位の僧にまでなられた方です。
何気なく等観さんの経歴を眺めていたら、驚いて背筋がぞわぞわしました。
なんと、スタンフォード大学で教鞭をとられていたのですね。(1951年から2年間)
スタンフォードといえば、佐々木洋さんの息子さんである佐々木麟太郎さんの進学先!
花東からこんなにも裾野が広がって、そして巡り合っていく不思議さを感じています。
もちろん、多田等観さんが全てでは無いと思いますが、こういう風に結んでみると興味深い事実が浮かんできましたというnoteでした。
さらに。若い頃の等観さんと、大船渡高校からロッテに進み、ドジャースと契約した佐々木朗希さん、表情が似てるんだよなあ。あえて大変な道を選ぶあたりも。頑張ってほしい。
花巻市博物館でこういう企画展やってくれませんかね?
すべてはこの一冊から始まりました。
私は理系ですが文学的思考のほうが好きです。そんな考察note。
待望の展示会。