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遠野郷

遠野は不思議と郷愁を誘います。雨の香りを感じながら、そんな遠野郷を巡ってきました。

まずは達曽部(たっそべ)から附馬牛(つきもうし)を抜けて重湍渓(ちょうたんけい)へ。

昨日の雨で水量が多め。
夏場は水遊びできて良い所です。

ここも秋だ。

帰りに神遺(かみわかれ)神社さんへ。

遠野三山の神である三姉妹物語。

大昔に女神あり。
三人の娘を伴ひてこの峠に来たり。
三人の娘の名は姉娘が「おろく」次娘が「おいし」末娘が「おはや」という。

この神社に宿りし夜、今夜よき夢を見たらん娘よき山を与ふべしと母の神の語りて寝たりしに、夜深く天より霊華降りて姉の姫の胸の上に止まりしを、末の娘眼覚めてひそかにこれをとりわが胸の上にのせたりしかば、つひに最も美しい早池峰を「おはや」が得、姉たちは「おろく」が六角牛、「おいし」が石神(石上)とを得たり。
若き三人の女神各に三つの山に住し、今もこれを領したまふゆえに遠野の女どもはその妬みを恐れて今もこの山は遊ばずといへり。

神遺神社由来

「おはや」は瀬織津姫ですね。

貞任伝説、遠野七観音、直列現象、不思議いっぱい。

次は荒川高原へ。

標高高いところは曇り。
湿気もあって風が強い。
色づいて来ました。
春から秋まで放牧される馬たち。
馬主さんが呼ぶとちゃんと来るだよなぁ。
痩せているように見えますが、
自然に近い姿なんだろな。
反対側は牛さんです。

馬の里、遠野。お馬さんを大事にしています。帰りに駒形神社さんを訪問。

鳥居。
右から入って左から出てきます。
苔むした参道。
社務所横には白いお馬さん鎮座してましたが、今日はご不在でした。

中でゴトンと物音がしましたが、なんだったんだろう?。

社務所にはたくさんの絵があります。

品評会で2等賞となった2歳の早鳥号の受賞記念の美しい絵。1909年のこと。
たくさんあります☺
本殿
たくさんの宝剣

とても大切にされている様子が感じられます。

帰りに別ルートを通りましたが、

うわ。
車幅、大丈夫でした。

このあとは遠野市内に向かって、博物館で欲しかった本を2冊購入。

今回は買いませんでしたが、遠野植物誌も3500円でまだ買えるのか!と思ってびっくり。

家に帰って読み耽るのが楽しみです。

お次は大迫までグイッと移動して、八重樫理彦さんの絵画展。ずっと楽しみにしていました。

早池峰山の大きな絵を間近に見ることができて、とても感動。ここあそこだとか、頭の中で登山しながら見させていただきました。

熊、鹿、兎、星鴉。動物たちサラッと紛れてますが、この佇まいすごくリアルね。黄色い花はナンブイヌナズナかなあ。温かい絵だなあ。期間中にもう一度行こう☺

帰宅途中に期日前投票。

夕飯は野菜たっぷりキーマカレーをいただく。

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