私の好きなカバーソング(54) 「Mona Lisas and Mad Hatters」エルトン・ジョン、ハート、ザ・キラーズ、ルーマー
エルトンジョン初期のアルバム「ホンキーシャトウ」(1972)の後半に登場する宝石のような曲です。このアルバムにはロケットマンやホンキーキャットなどヒット曲もありますが自分はこの曲を強く推します。
作曲エルトン、作詞バーニートーピンの名コンビです。エルトンジョンしか作れないと思わせる繊細なメロディーに若きエルトンの瑞々しいボーカルとピアノが光ります。
歌詞はニューヨークという大都会で暮らす生きづらさがテーマで、モナリザは笑わない女性、マッドハッターはドラッグの売人を指すということです。2000年公開のアメリカ映画「あの頃ペニーレインと」の挿入歌としても使われています。
ウィルソン姉妹を中核とする米国のロックバンド、ハートのカバーです。2003年のライブアルバム「Alive in Seattle」から。フォークデュオのようです。
ナンシーウィルソンは上記の映画「あの頃ペニーレインと」の音楽を担当していたんです。
なおハートは来年が結成50年です。
エルトンジョンの幾多の名曲を著名アーチストがカバーした2018年のアルバムで、米国のロックバンド、ザ・キラーズがこの曲をカバーしてます。ハードロックだけど、キラーズはエモーショナルなところがあるので曲にマッチします。
パキスタン出身、英国のシンガーソングライター、ルーマー(Rumer)さんです。声の素晴らしさが絶賛されるアーチストですがまさしくその通りですね。カレン・カーペンターのようです。
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