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最近遊んだゲーム雑感【2024年7月号】

 サマーセールで購入したゲームを順当に遊んだ月。今月のオススメは今更な有名タイトルだがそれでも面白かった「天穂のサクナヒメ」、オススメしにくいお気に入りは「INDIKA」
 大粒なゲームばかり遊んでしまったが、来月は小粒なゲームもやっていきたい…が来月も重たいゲームをやりたいので今月と同じ感じになりそう。


INDIKA

 かなり評価が難しいゲーム。筆者は大好き。
パズル要素のあるウォーキングシミュレータ。プレイ時間5時間程度。頭の中に悪魔の棲む修道女が、神の声を聞くことができるという脱獄囚と「神器」を求めて旅をする。メインキャラクター2人の会話が好きだったが、果たしてこの受け止め方は正しいのか。

↑ 考察になりきれていない考察をよろしく



天穂のサクナヒメ

 いい米を作れば作るほど自機が強化される稲作アクションゲーム。サマーセールで購入。25時間でストーリークリア。

 今更レビューも何も…という感じだが、非常に楽しくていいゲームだった。遊ぶ前の知識だと「生意気で高慢なサクナが稲作を通じて改心する」イメージだったが、実際に遊ぶと人間の方がめちゃくちゃで サクナは初めから不憫で苦労人な面が目立つ。
 序盤こそ こんな役立たずのくせに文句だけは一人前の連中のために頑張るのはなあ…と思っていたが、クリアするころにはみんな大好きになっていた。いいゲームだ。

まずグラフィックの質が高い

(良かった点)

  • 稲作は昨年以下にはならないので失敗しても確実に強くなれる

  • 食事効果により自機が強化される=作った米を食べることに更に恩恵がある

  • 稲作は行程が細かい分、面倒に感じる部分もあるが サクナの成長による能力開花や、設備のグレードアップが段階的に生じる

  • 米作りに打ち込んで能力を上げ、アクション面を簡単にすることもできる

  • アクションは得意な人から不得意な人まで楽しめる(苦手な人は米の格を上げればいい、必須でないアイテムを取得するための要求アクションがシビア、得意な人は自分だけのコンボを開発できる など)

伸ばしたいステータスはあるのだがいつも同じように伸びてしまう の図
水を極限まで絞ったら違う感じの伸び方をした!

 終盤は米の作り方を工夫するというよりも秘薬でステータス上げる感じになってるが、まあ稲作の創意工夫は序盤でやれば良い。

 ダンジョンの作りが弱く、飛燕連打してると壁抜けするのもご愛嬌。何回か虚空に落下した。

(ネタバレ)




 田右衛門の語りからの「石丸を殺さないでほしい」でグッときて
 自らを犠牲にオオミズチに対抗しようと言うタマ爺に「やめてくれ…」となり
 「傷ついた鬼を匿った」というイベントから「拠点が鬼の襲撃を受けて家も田もボロボロになった」に繋がるハードな顛末にショックを受け
 サクナの「皆のことが好きじゃ」の独白にやられた。

 そしてサクナの力を取り戻すために各地に散らばったアイテムを探すパートがはじまり感情を失った。とにかく揺さぶられっぱなしで、ここまで感動するとは思わなかった。

 あとラスボスでゲーム性変わるのだけは本当にやめてほしい(ここまで攻めと回避特化なアクションだったのにラスボスで急に受けを強要するのでフラストレーションが溜まる)(誤爆するだろあの操作)

 とにかく音楽、グラフィック、作り込み…全てが高水準であり 今更で恐縮だが本当に遊んで良かった



In Stars And Time

 自分だけがループする、ラストダンジョンから始まるRPG。合わなかった!

 ループに徐々に疲弊していく主人公の気持ちをプレイヤーに重ねるため、敢えて面倒さを残した作りになっているのは分かる。しかし、あまりに中盤が「小説を一行読み進めるごとに十数分既定の単純作業をやる」ような展開の遅さで、かつその苦痛を上回るほどのカタルシスは無いのでかなり評価が難しい。

最高の感性をしている

 キャラクターは非常によく(オディールは今年遊んだゲームの中で一番好き)、愛しさを感じるのだが、マイナス点が良さを上回らなかった。記事ができるかもしれない。



Fallout76

光るのはこれだけ…だが満足

ファスナハトレポート:結局レアマスクは4つ獲得した。フィーンド×2と笑う男?と光るターキーだ。

 フィーンドを寄付したちょうどその時デスクローマスクを寄付していた方がいたのでありがたくいただいた。嬉しい

 またファスナハトが来たら…もしくはやりたくなったらやる。マップも拡張したし。PS4からPS5に移せるんじゃないか?と思ってはいるのだがちゃんと調べてはいない。



Assassin's Creed Origins

 プレイのきっかけ→ローニンを遊んでいた時に外国人から勧められた

 歴史の暗部を描く暗殺アクション。息子の仇を討つため奔走する夫婦の復讐劇を追体験する。プレイ時間38時間。
 アサシンクリード……漠然と中世が舞台のイメージがあったためエジプト版があるというかシリーズごとに時代が変わると知って驚いた。

 遊んでみて 高所からのマーキングとか、体力の仕様とか、残弾の仕様とか「UBIのゲームだな…」を強く感じてまあ遊びやすかった。

主人公のバエクさん

 好きな瞬間は「ピラミッドの内部を探索しながら意味もなく燭台に火を灯す時」と「シンクロ地点からダイブで落ちる時」。ボスのバリエーションを多彩にしようという姿勢は好みだったし、ストーンサークルのクエストはかなり良かった。

 猫を崇拝する男のクエストを完了したあと、男が猫を3匹連れてどこかへ移動しはじめたので尾行したりした。こういうのはオープンワールドの良さだ。クエストは突然終わりがちな一方で、結構クエスト外の「その後」が描かれている。
 上記の男はバステト神のところに向かうのかと思いきや道中で猫が突然消えた。

鷹がかわいい

(ネタバレ)






 「現代の学者が、死体のDNA情報を用いて当時を再現したVR空間にダイブしている」という設定が、シリーズを通してあるとは全く知らなかった。意図的に広報戦略から隠してそうで、実際驚けたので好き。

 ゲーム界隈では基本的に不死属性を持つ「子供」がなかなか残酷な死に方をしているのが印象的。一度ならず二度までも。二人目はまあ生きてるでしょと思っていたので衝撃だった。

(最終盤の操作キャラクターがアヤになる件)
 サクッとプレイした私ですら「バエクが良かった…」と思っているので、このゲームに100時間かけた人の反発は当然だろうと思う。
 展開的にアヤがラスボス撃破やラストシーンを務めるのは、個人的に許容できるのだが、アヤの自機能力が低い(バエクを育てた場合、レベル低い、武器変更できない、スキルない)ためゲーム体験として最終盤がつまらなくなってしまうのはシンプルに欠陥がある。スキルは共通でよくない?

 まあさほど不満でもないし楽しかった。調べていてバエクとセヌのフィギュアはちょっと欲しいと思ったし、エツィオ(バエクと性格が似ているらしい)のコレクションに興味があるのでやるかもしれない。



プチゲームコレクション vol.1

 ほかの方のレビューで見て、そういえば遊んでなかったな…と思いサマーセールで買った。ブロック崩しとシューティングとノベルゲームの3種のゲームが搭載されている。メインボリュームはノベルゲーム、作り自体は古典的だが テキストが良く「あめちゃんってこんな感じだったな…」を存分に味わえて良い。

服が脱げるブロック崩し、人生ではじめてやったんじゃないか



(プレイ中のゲーム)

Fallout: New Vegas

 プレイ時間は45時間を越えてハウスルート佳境。めちゃくちゃ面白いしめちゃくちゃクエストのフラグが壊れている
 ゲームプレイは楽しいが、メインストーリーは淡白だと思う。これに関してはハウスがあまり手の内を見せてくれないのが原因かもしれない。アルゲイド薄味だな…と思っていたがレックスを連れてる時にコンパニオンにしたら特殊セリフがあったり 結構作り込まれている。

 「20レベルでロケーション全開放perkが取れる」のが思い切りがよくて良く、クリアに舵を切る前からロケーションをめぐるモチベーションになった。

出たな

(イエスマン)
 存在は知っていた(4の批評でよく見た)が「全ルートが詰んだ時に現れるワイルドカードのような存在」だと思っていたので、普通に存在して、普通にハウスの失脚を目論んでおり、目的がハッキリしているのがイメージと違った。
 セーブ分岐からシーザールートは遊ぶ予定だが、イエスマンは気分次第かもしれない。

ピザタワーみたいな文字

 そしてレベル上限が近付いてきたのでDLCを全購入した。ストーリークリア前に多少遊ぼうとOld World Bluesを開始したがいきなり脳摘出されロボトミー化した。ベガスはすごい。

どうやら一番面白いDLCを一番最初に触ってしまったらしい

 ただナイトストーカー・ガッツィー・セキュリトロン・カサドレスというこの世の悪を詰め込むだけ詰め込んだような敵構成で難易度が高い。
 開始前の推奨レベルが低かったのでこのDLCから始めたのだが、正直難易度については詐欺だと思う。



Viscera Cleanup Detail

エイリアンと人類が戦った痕跡を掃除をする"だけ"のゲーム。

 数年前に購入してコントローラの不調で返品したが、そういえばDeckでできるじゃん!と思い再度購入。この前段として Crime Scene Cleaner: Prologue という殺人現場を掃除するゲームのデモを遊ぼうとしたがスペック不足&画面酔いで断念した というフリもある。(こちらのゲームも面白そうなので興味がある方はぜひ)

 古いゲームなので今更ではあるが、マジで楽しい。汚れたモップを頻繁にバケツで洗う必要があるのだが、洗うボタンを実装すればいいのに そんなものないのでバケツに対して上手くモップを振らないとバケツが倒れて床が掃除前よりも汚れる。プレイ感としては最悪なのだが、これが最高に良いのだ

クビだ、ナイト

 日本語対応してないのは厳しいため攻略情報に頼っている。目に見える部分は掃除したのにクビを言い渡されると思ったら「弾痕の片付け」が残っていた。



ELDEN RING

マルギットとゴドリックは突破した

懲役枠:イージーゲーマーはエルデンリングを突破できるのか?

 ストーリーボスと思われるボスをようやく二体撃破した程度だが、これからも頑張っていきたい。

これが侍!?

 その後はストーリーボスに出会わないまま、啜り泣きの半島や竜塚のマップを練り歩いていた。幸いゴドリックがマルギットより体感弱かったため、絶望的な詰みは感じていない。6月はローニンのせいで「攻撃しようとしてアイテム使用」が頻発していたが、7月はアサクリのせいで「回避しようとしてアイテム使用」が頻発していた。死にゲーはほかのゲームと並行しない方がいい

 最序盤のトラウマ:ツリーガードも倒せたので奴のかっこいい武器をぶん回している。この写真は地獄みたいでめちゃくちゃイケてる。

マップ自体は解放できてる ストーリーが進んでる気はしない

 今後も頑張るので応援していてください。



(その他)

◆ ゲームではないが…作業応援ツール:gogh オススメ!!

 アバターと部屋を作って、あとは作業のお供にするだけ。
 noteを書くとき…まさに今利用している。先日プレイしたSpirit City: Lofi Sessions に対して結局PCを占有してしまうため「ゲームではなくアプリだったらな…」と思っていたため、かなり需要に即している。

キャラメイク以上に部屋のカスタムがすごい(私はプリセットのものを使っている)


◆ ギルティギアにエッジランナーズのルーシーが参戦するらしい!
 何かしら格ゲーをやりたいと思っていたのでやりたい。とりあえず興味があるのはテスタメント。

◆ 方々で勧められるゼンゼロを少しだけ触った
 確かにクオリティがすごく細部へのこだわりを感じる…がスマホのコントローラーでアクションゲームはキツい というのが現時点での感想。

◆ アクアスケーパーズ!アクアリウムを作るシム!!
 やりたくて買ったのだが、Deckだと1分の間に2回フリーズするような相性の悪さでダメだった。だれか筆者の遺志を継いで欲しい(めちゃくちゃ面白そうではある)。

◆ ジョセフ・シード・オン・ツアー!
 ジョセフ・シードと5のエンディングが嫌いすぎてUBIのことを嫌っていたのだが、実は己が未熟だったせいで反感を抱いているだけで、今なら違う印象を持てるのでは?と思いファークライツアーを計画している。

◆ 8月のフリプを見たか?
 『Five Nights at Freddy's: SB』と『ENDER LILIES』といういつかやるかも枠のゲームだった。最近フリプはチェックしてなかったが、今回はダウンロードすると思う。


 そんな感じ。いつも読んでいただきありがとうございます。


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