第70回 日経新春杯 予想
〜レースの見立て〜
人気馬にも相応にリスクがあり、なかなか予想が難しいレース。そんなときは、馬場と展開を頼りに予想したい。
馬場は土曜は内前有利。ただ、内は荒れているので、徐々に外差しになっていくか。
展開はキングオブドラゴンとアフリカンゴールドの逃げで、コース形態からもスローからのロンスパになりそう。差し馬が多いため前残りには警戒しつつ、長く脚を使える馬を重視。
〜各馬の取扱い〜
■1.ヤマニンゼスト
押さえ×(万が一内が伸びるなら、連下評価か)
コース実績ありスタミナもあるが、稍重は0-0-1-2。最内は馬場が悪いところを通るか後方まで下げるしかないので、かなり難しい競馬になるか。
■2.ヴェルトライゼンデ
本命候補◎
実力トップで、4ハロン程度のロンスパは問題ない。先行し馬場のいいところを選べば大崩れは想像し辛いが、斤量59キロは未知。
■3.ロバートソンキー
連下1番手△
上がり使え、距離も合うが、鞍上が捌けるか。確実に後ろからになるため、相応にリスクがある割には人気しているので、妙味がない。
■4.ハヤヤッコ
単穴▲
重馬場なら本命対抗クラス。吉田隼人ジョッキーは先行させると予想。上がりのかかるレースであれば、馬場が渋らなくてもしっかり上がりを使える。
■5.モズナガレボシ
切り
道悪は得意も、近走見どころなし。
■6.ダンディズム
切り
上がりは確実も、位置取りが悪すぎて届かない。道悪はこなせるものの、ここで一変する程ではないか。
■7.プライドランド
切り
鞍上福永ジョッキーで、先行てきる点は魅力的。道悪はそれなりにこなしているものの、実力面で劣ると判断。
■8.ヴェローナシチー
対抗候補○
中京実績豊富。ジリ脚で決め手にかけるが、スタミナあり。今日非常に乗れていた川田ジョッキーなら、軽斤量も活かし馬券内にもってこれると予想。
■9.プリマヴィスタ
連下3番手△
前走は悪くない内容。不良馬場での勝利経験なしあり、道悪で浮上。
■10.キングオブドラゴン
連下2番手△
展開は向く。稍重0-1-0-4なのが不安要素も、差し馬が多いメンバー構成の今回は警戒すべき。
■11.イクスプロージョン
押さえ×
中京巧者で道悪問題なく、和田ジョッキーも土曜日好走があったため、念の為押さえ。
■12.プラダリア
連下4番手
秋以降パッとしないが、重馬場での圧勝経験がある3歳馬なので、馬券には入れたい。
■13.アフリカンゴールド
基本は切り
キングオブドラゴンとのワイドや馬連はあり。
■14.サンレイポケット
押さえ×
道悪は問題なく、鞍上も魅力的で切りにくい。
〜馬券の方針〜
人気馬・印上位馬がなんとも不安なレース。とはいえ、人気馬から1頭バッサリ切るほどの勇気もない。大前提として、こうしたレースは金額を押さえるべき。印上位馬は人気馬中心になってしまっているので、点数を絞るか、3連単など配当の高い買い方にしないと回収率が上がらない。各馬の評価として印は打ったが、押さえ評価の馬まで手が回らないと思います。
具体的には◎○を軸に穴馬へのワイド流しか3連複・3連単フォーメーション、もしくは荒れた時に備えて◎〜△までの7頭の3連複ボックス(35点)で買う予定です。
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