第63回 京成杯 予想
〜レースの見立て〜
坂を2回登りスタミナが問われるコース形態に加え、良馬場発表とは言え土曜日の雨の影響が想定される、非常にタフなレース。
展開はグラニットがそこそこのペースで流して行く想定も、番手がどの馬か、番手の馬がグラニットに付いていくかが見通し辛いため、レース全体のペースも掴みにくい。
よって、純粋にこの舞台で強い馬を選びたい。具体的には、そもそもの実力が高い馬・スタミナがある馬・ロンスパに対応できそうな馬(今回はその判別も難しいが)・舞台適性の高い(コーナリング性能の高い)馬を見抜きたい。
〜各馬の取扱い〜
■1.サヴォーナ
押さえ×
能力面ではかなり劣る印象。ただ馬格があり、前走コーナリング性能が高い部分も見せているため、一応の押さえ。
■2.シーウィザード
押さえ×
能力面はキタウイングと0.1秒差の3着と、それなり。中山2000mに拘ったローテで、舞台適性は高い。ただテン乗りの三浦ジョッキーはあまり良くない。
■3.オメガリッチマン
切り
能力面がきつく、他の買い材料にも乏しい。
■4.ソールオリエンス
連下2番手△
能力面は高そうだが、ロンスパ適性・コース適性は未知数。1人気ではリスクに見合わない印象。
■5.シルヴァーデューク
対抗○
未勝利戦は相手微妙も圧勝、その後重賞2回好走している安定感を評価。決め手に欠けるため、距離延長がプラスに働くと予想。
■6.シルヴァースペード
連下3番手△
2走前の未勝利戦はそれなりの相手に勝利。3走前は不良馬場で上がり最速の3着に来ており、道悪は苦にしないタイプ。昨日の雨の影響も多少なりともあるはずで、馬券内には来てもおかしくない。
■7.セブンマジシャン
本命◎
右回りの急坂コースばかり使われており、舞台適性は申し分ない。実力面でも、1勝クラス勝ち馬であり、前走G1でも勝ち馬と0.4秒差と善戦。位置取りの差で負けはしたが、少頭数の今回は崩れないと予想。
■8.グラニット
単穴▲
陣営が1600では決め手に欠けると認識しており、サウジRCでは大逃げを打った。今回も単騎逃げ濃厚で、同じ戦法がハマる可能性がある。
■9.シャンパンカラー
連下1番手△
個人的には、実力面がまだ未知数。新馬戦の相手は弱く、勝ち方からもそこまで強い印象は受けなかった。ただ、新馬戦で強い勝ち方をしたヒップホップソウルを余裕を持って負かした前走は強い内容。ドュラメンテ産駒であり、1戦毎に良化していく可能性あり。鞍上戸崎ジョッキーで、ここは馬券には入れざるを得ない。
〜馬券の方針〜
人気馬同士の組み合わせは来たら仕方がないと考える。○、▲はそこそこオッズのつく馬を選定したため、◎セブンマジシャンを軸に、○、▲を重視した3連単フォーメーションを組む予定。
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