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第60回 愛知杯 予想

〜レースの見立て〜
雨は金曜日の夕方から土曜日のお昼頃まで降り続く予報。重馬場想定も、馬場のどの位置が伸びるかの見極めが非常に重要で、9R渥美特別を見た上で最終判断したい。
馬場の問題はありつつ、展開はスローからのロンスパ想定。アイコンテーラーが逃げ、どこまで可愛がられるかは未知数も、番手でプレッシャーをかける馬は見当たらない。ただ有力馬のマリアエレーナ、アートハウスが先行馬なので、後半は早めにペースアップし、4〜5ハロンの消耗戦となる予想。
よって、スタミナ・重馬場適性を重視することを予想の大前提とする。

〜各馬の取扱い〜
■1.サトノセシル
連下2番手△
牡馬混合重賞で好走しており、能力は一定の評価。上がりのかかる展開は向く。ルメールとの相性やルメールの年明け成績が懸念されているが、それでもトップジョッキー。最内でもあり、馬券には入れる。
■2.マリアエレーナ
単穴候補▲
前走の走りを見ても、実力は最上位。上がりのかかる展開は得意で、枠もベストな位置。ただ、状態面・斤量・馬場等不安要素もある。特に外差しの馬場になっていれば。▲か△評価まで下げる予定。
■3.アートハウス
押さえ×
人気の割に不安要素が多い。重馬場は未知数で、瞬発力勝負の方が合う馬。今回と同舞台で勝ったローズSは高速馬場でのもので、今の中京とは別物。
ただ枠良く、もちろん馬券内の可能性はあるので、3連系などでは入れる。
■4.ビジン
切り。
ダート馬なので不良馬場までいけば一考の余地ありも、実力面で厳しい。
■5.エリカヴィータ
押さえ×
急坂コースを多く使われているが、東京の方が合うか。勝ったフローラSもかなり展開向いており、ここはより上位の馬が多数いるため、厳しいとは思う。ただ、内側守られた馬場であれば、フローラSのような好位差しが決まる可能性あり。
■6.ホウオウイクセル
対抗候補○
重馬場は大得意。前走負けたホウオウエミーズは次走エリザベス女王杯で7着とルビーカサブランカに先着。ホウオウイクセルはホウオウエミーズに0.1秒差負けたものの、通ったコースや斤量を考えると負けて強し。そんな中、ルビーカサブランカより好枠にも関わらず人気がない当馬は、妙味が高いため、中心視。
■7.ラヴユーライヴ
切り。
注目している馬ではあるが、過去稍重、重馬場で大敗しており、道悪は向かないと判断。
■8.アンドヴァラナウト
押さえ×
実力は一定のものがあるが、道悪は向かない。
■9.サンテローズ
本命候補◎
人馬ともに中京巧者。雨上がりで馬場の読みづらい今回は特に鞍上の腕が大事になるため、福永ジョッキーは心強い。道悪は未知数も、馬格があるパワータイプでこなせると判断。
■10.ルビーカサブランカ
連下3番手△
昨年覇者で、舞台適性は申し分ない。冬に良く走る馬。また、道悪も得意だろう。ただ枠順がやや外な印象で、オッズも踏まえてこの評価。
■11.ルージュエヴァイユ
連下1番手△
これまで強い勝ち方を繰り返しており、斤量も手頃でここは有力。道悪適性は未知数も、走り方や血統からはこなせてもおかしくない。ただ距離が伸びたオークスで負けており、距離適性やスタミナに若干不安があるため、この評価。
■12.フィオリキアリ
切り。
右回りの方が断然パフォーマンスが高い。馬場も重馬場まで行くと良くないように思われる。
■13.アイコンテーラー

前走は、牡馬相手に進路を塞がれながらも粘り込み3着と強かった。ただパドックは非常に見栄えがしたので、今回も注目。
今回は楽逃げでき、一発があると考えるが、重馬場適性がなんとも言えず中心視はてきなかった。
■リアアメリア
切り
舞台は合うため、良馬場なら狙い時だと考えていた。ただ、重馬場は全く合わないと判断。
■アブレイズ
押さえ×
稍重くらいまでなら評価を上げていたがキズナ産駒は重馬場まで行くとプラスのイメージがない。

〜馬券の方針〜
◎〜△までほとんど優劣がないため、人気薄の方を上位にとった。混戦につき手広く買いたい。◎、○2頭軸の3連複と、印上位馬のワイドか馬連中心。

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