第64回 AJCC 予想

〜レースの見立て〜
ガイアフォースが抜けて強いと考えている。
展開はシャムロックヒルかバビットの逃げて、どちらにせよスローからのロンスパ。よって先行中段から持続的な脚を使える馬を狙いたい。
4角には、逃げ先行馬のすぐ後ろをガイアフォースが追走する形で入ってくると予想するが、どの辺りで先団を交わすかで馬券に来る馬が変わりそう。鞍上の心理としては、後ろの切れ者にも留意し追い出しを待ちたいだろうが、ガイアフォースの力が抜けており早めに先頭に立つシーンも想定される。
私は、それなりに早めにガイアフォースが先頭に立ち、その少し後ろでいい脚を使える馬がついてくるイメージで印を打った。

〜各馬の取扱い〜
■1.レインカルナティオ
押さえ×
コース、距離適性高く、最内枠で鞍上も穴っぽく、押さえ。前走は挟まれる不利があったが、それがなくとも両脇の2頭より手応えは劣勢に見えたため、力的にどうか。
■2.シャムロックヒル
切り
力足りない
■3.ブラックマジック
押さえ×
コース、距離適性抜群も、レインカルナティオより力が足りない印象。ただ枠が良く、先行してうまく溜められれば。人気がないため押さえ。
■4.ノースブリッジ
連下△
能力は足りる。そこまでキレるタイプではなく、コースは合いそうだが、距離が課題。調教は前に馬を置いて実施しており、内枠からうまく溜めて好位から差すイメージがハマれば。
■5.バビット
連下△
コース適性はセントライト記念で証明。前前走オールカマーも強敵を押さえ4着と実力を示した。展開予想上は、同脚質のシャムロックヒルがおり、直線でガイアフォースに来られると苦しくなりそうなので、この評価。
■6.ユーバーレーベン
単穴▲
初コースも、タフなこの馬には合うのでは。非常に調教が動いており、多少捲りもできる。鞍上も心強い。相手弱化のここでなら、ハマれば突き抜けも。
ただ後方からだと届かない可能性も十分あり、馬券内に来る信頼度は高くない。
■7.スタッドリー
連下△
中山は初めても、坂のある阪神は全て馬券内で、中山も向くと予想。前走内容強く、前走のパフォーマンスが出せれば馬券内に来れる。
■8.オウケンムーン
切り
1年ぶりは様子見
■9.エヒト
対抗○
末脚の持続力が高く、好位からガイアフォースについていけると予想。調教よし。
■10.ガイアフォース
本命◎
実力を出せば能力は最上位。囲まれずスムーズに走れるかが鍵だが、この枠順なら。
■11.エピファニー
押さえ×
能力は高いが、折合いが不安なこの馬にとって距離延長はマイナスと予想。ロンスパ経験もなく、人気程は信頼度できない。
■12.レッドガラン
切り
末脚の持続力は高く、馬券内に来れる能力はある。ただ外枠でもあり、かなり後ろから外を回す競馬になりそうで、さすがに届かないとの読みで切り。（少し怖い）
■13.アリストテレス
切り
近走成績悪く、今回も調教からは特別良化余地を感じないため。
■14.ラーゴム
押さえ
枠が厳しいが、前走は芝重賞でトップハンデを背負い、勝ち馬と0.3秒差と健闘。展開が向けば差し込める。

〜馬券の方針〜
ガイアフォース軸で、○▲から△以下に流した3連系をメインに。あまり配当がつかなそうなので、絞った3連複か3連単。
押さえでガイアフォースを除いたワイドを購入か。その場合は、同脚質をセットで買いたい（ユーバーレーベンとスタッドリーなど）