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ウォーキング・ベース・ギター完全攻略!③ 『ベースラインの形成 - ワン・コード編 -』
今回の音楽解体新書では、ジャズ・ベーシストのポール・チェンバース氏の実際の演奏ラインを元に、『2小節を1つのコードのみで演奏する法則』や、『リズムの変化と多様性』などにも触れていきたいと思います。
本教材では…
⑴『ポール氏の演奏傾向から捻出した7つのリズム・パターン』
⑵『ポール・チェンバースのフル・トランスクリプション』
⑶『約56分の解説ビデオ』
上記の教材が付属します。
これまでの記事も参考になると思いますので、是非そちらも併せてお楽しみいただけると嬉しいです。
今回取り上げるポール・チェンバース氏の演奏にてまず注目したいのが、『リズム・バリエーションの豊富さ』です。
前回の記事まで参考にさせていただいた、パーシー・ヒース氏のベース・ラインは基本的に4分音符を中心にしたものでしたが、ポール・チェンバース氏の演奏では2分音符による『2ビート』の演奏や、3連符の利用など、さまざまなリズム・パターンを確認することができます。
*録音によってはパーシー・ヒース氏の演奏にもリズム・パターンが確認できるかもしれませんが...
ベース・ライン構成における基本の確認
まずはこれまでの記事同様、基本的なベース・ライン形成の基本からおさらいをしていきましょう。
今回はFメジャー・コードが2小節続き、さらにⅢ- Ⅵ - Ⅱ - Ⅴ - Ⅰの循環進行が続く『Just Squeeze Me』のコード進行に沿って動画内にて解説をしています。
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最初のテーマ・メロディー裏での演奏となるので、落ち着いた程よい印象の演奏となっていますね。
ここから、ポール・チェンバース氏の演奏する実際のベース・ラインを軸に『1つのコードが2小節以上にわたる演奏のベース・ライン形成のアイデア』『リズムの活性化 : 3連符の活用アイデア』『ゴースト・ノートの重要性』といった観点にて制作した独自のベース・ライン形成法則に基づいて深く解説をしていきます。
2小節以上にわたるワン・コードの演奏対処法
ポール・チェンバース氏は2小節にわたる演奏にて、2種類の音使いにより演奏を拡張しています。
それらは『スケールを用いた経過音の挿入』『ターゲット・ノートに対するアプローチ・ノートの挿入』と2種類のカテゴリに分類することが可能でしょう。
リズムのアイデア
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