ウォーキング・ベース・ギター完全攻略!⑤ 『- ベースに対する内声の挿入編 ⑵ -』
ベース・ノートに対する内声の挿入編第2回となります今回は、和声法として非常にシンプル且つ活用性の幅の広い『オープン・トライアド』の活用について深掘りをしていきたいと思います。
これまでウォーキング・ベース・ギター講義では過去3回にわたってベース・ノートの構築方法や法則に関して深く考察をしてきました。
まだチェックしていないという方は以下のリンクよりお楽しみください。
また、前回の記事ではベース・ラインに対して内声を加える術として『演奏弦の定義』から『ドロップ2・ヴォイシング』をどのようにして法則化するかを考察してきました。
前回の復習
それでは、前回の『演奏弦の定義』から編み出すことのできる『音の配置のルール』をもとに音を配置することで以下のようにすることができます。
これらをまとめると以下の2つの定義に集約することが可能となります。
『演奏弦の定義』その1
6〜5弦には、ベース音が配置されるようにする。
『演奏弦の定義』その2
4〜3弦には、内声が配置されるようにする。
上記の復習ではルート音のみを対象としていますが、前回の記事ではルートのみならず3度音・5度音・7度音をベースとする方法について解説しています。
それでは、これより上記の音の配置における法則を考慮した『オープン・トライアド』の演奏法則をご紹介します。
今回も転回形の可能性を駆使して、ルート意外の音がベースとなる際の対処方法についても解説していきますので最後までお楽しみいただけると嬉しいです!
教材の内容
今回の記事では約25分の解説動画と、オープン・トライドの活用における様々なアイデアや、それらを元にした『Fブルース』における実践的なベース・ラインと内声の演奏アイデアなどが掲載されています。
【考察編】フィンガリングの法則
オープン・トライアドにおけるフォームの可能性は様々考えることが可能で、以下のようにまとめることが可能です。
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