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ウォーキング・ベース・ギター完全攻略!⑨ 『ハーモナイズド・ベース・ラインの構築 後編 』

割引あり

今回の音楽解体新書では、前回の『ハーモナイズド・ベース・ライン』の後編と題しまして、ジム・ホール氏の演奏から『リズム』のアプローチに焦点を当ててお送りします。
今回は特別添付教材に『ジム・ホール氏の演奏するハーモナイズド・ベース・ラインの完全コピー譜面』が付属します。

前半の講義を未チェックの方はこちらから是非お楽しみいただければと思います。


セクションの変化とリズムによる表情の変化

第1コーラスでも若干のリズム・パターンのようなものを垣間見ることができますが、特に第2コーラスでは効果的にリズムを活用した演奏を組み上げています。

第2コーラス冒頭の演奏

YouTube動画でも触れているこの演奏ですが、8分音符を3つの音のグループに解釈して『メトリック・モジュレーション』といった手法が確認できます。

メトリック・モジュレーション

個人的に『メトリック・モジュレーション』とは「拍感覚の転調」といった感覚でとらえていて、現在のテンポに対するリズムの割合を変化させ、そこに新しいビート感覚(拍子)を感じさせるトリックです。

言葉にするとなかなか難しいものですね。

これに関してはジム・ホール氏の実際の演奏や以下の講座動画のデモ演奏を参考にしていただけると嬉しいです。

第2コーラスには大胆なリズムアプローチから、面白いリズムの演出が確認できます。


さらに第1コーラスに存在した、微細なリズムの演出に関してはこの先の定期マガジンの会員限定講座にて深く解説を加えていきたいと思います。

リズムの演出は音内容に依存する形で表現力を増すことを可能にします。

その両輪が相まって初めて効果的な演奏になるような感覚です。

ジム・ホール氏の演奏から学べる要素

その両側面をもとにジム・ホール氏の演奏する『ハーモナイズド・ベース・ライン』の秘密を解明していこうと思います。
詳しくは動画にてお話ししていますが、以下の2点が今回の講座におけるポイントになるでしょう。

今回付属する教材

  • 限定公開の解説ビデオ(約1時間)

  • 教材譜面

    • TAB譜面付き

    • PDF資料(5ページ)

    • 放送時に付け加えた脚注付きのモノとオリジナルの2種類を添付

  • ジム・ホール氏による『ハーモナイズド・ベース・ライン』の完全コピー譜面(TAB譜付)

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