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著者プロフィール

高下 義弘(たかした・よしひろ)

20年以上、出版・メディア分野に身を置いてきた。出版・メディア企業にて約11年記者として勤務し、現在はフリーランスの編集者・取材記者・ライター・リサーチャー。瞑想ファシリテーター。

大学院(修士課程)修了後の1998年、出版・メディア企業の日経BPに編集記者職として入社。「日経コンピュータ」「ITpro(現・日経クロステック)」にて約11年間、DX(デジタル経営)を専門領域として活動。2010年よりフリーランス。引き続き、経営・技術分野のメディアやコンテンツの企画・編集・記事執筆、また産業・経営・技術分野のリサーチに従事。特に、デジタル技術を応用した社会課題解決型ビジネス、ウェルビーイング(人々の総合的な幸福)を意識した事業や組織の設計、社会的弱者と共に創造するためのインクルーシブ・デザインに関心を寄せる。

物書きおよび編集者としてのサブテーマは、不利な立場・不条理な立場に置かれた人々が発揮しうるレジリエンス(逆境の中で勝ち抜く力)。また、心身の不調を抱えていたかつての自身を題材に、「意識の構造」についての調査・研究も進めている。

このようなテーマに関心を持つに至った源流は、幼少期、そして10代・20代において度々、いじめ・ハラスメントのターゲットになったこと。

家庭内では、存在不安と劣等感を強く持つ両親によるハラスメントを受け続けてきた。特に母親からは性的なニュアンスを含むハラスメントを継続的に受けていた。小学校時代は、同級生などからのいじめにとどまらず担任教諭からもハラスメントを受け、6年生の時は卒業までの数カ月間不登校に。中学生時代は廊下で同級生に蹴られながらカツアゲを食らい続け、女子学生と女性教諭からは「情けない」と罵られた経験も。

いじめ・ハラスメントに由来する統合失調症(「自分の脳内に別の人格がいるような状態」など)的な症状を自覚できないまま、社会への過剰適応を試みる10代から20代を過ごす。

しかし、20代の終わりに瞑想やヨガなど心身技法の存在を知り、それらの実践を始めたことをきっかけに、数々の内的問題が改善へと向かい始めた。このため「20代の終わりがほんとうの人生の始まり」と認識している。瞑想などの心身技法を駆使することで、40代後半にようやく「自分の脳内に別の人格がいるような状態」を寛解させた。

自らその効果を確かめてきた瞑想については、今でも全力で追求している。「MAX瞑想システム™」公認ファシリテーターとしても活動中。

瞑想情報サイト「ActiveRest」を運営中(Facebookページ、Webサイト)。■「ActiveRest」Facebookページ
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本noteのタイトル「女神テーミスの剣」の女神テーミスとは、古代ギリシア神話に登場する、神の法と真実の女神。右手には天秤、左手には剣。目には物事の表層に騙されないよう目隠しを巻き、足は邪悪な蛇とその書物(いずれも偽りの象徴)を踏み潰す。

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