心臓の鼓動の回数が決まっていたとしたら
「人生での睡眠時間は決まっている」
「人生で呼吸の回数は決まっている」
最近こんな話を聞いて、
今回は、
それを聞いてぼくが思ったこと。
「人生で心臓の鼓動の回数が決まっていたとしたら」
ぼくは君より先に使い切るよ。
ぼくは君よりずっとあがり症なんだ。
緊張しいで混乱もよくする。
とくん、とくん
が
とく、とく、とく、とく
ぐらいにはなるんだ。
でも1番の理由は、
君が好きだからだろうな。
ほら、こんなに鳴ってる。
さすがに聴こえちゃうよね。
ぼくはズルをするのがちょっとだけ好きなんだ。
これは人生を賭けた君との勝負。
絶対に負けは許されない。
「のんびり屋さんなとこ」
「リズムよくまな板を叩く後ろ姿」
「あくびした顔」
そんなとこが好きなんだって言って、
ぼくの方がドキドキしてやるんだ。
ねぇずるいよって言ったって、
勝ちはゆずってあげない。
もし
「人生で心臓の鼓動の回数が決まっていたとしたら」
もし
『そうやって君と最後まで過ごせたら』
ぼくは心臓とハイタッチして眠るよ。
やったね。
へへっざまぁみろ。
ごめんね。