見出し画像

財務省は、日本農業を潰そうとしている

「財務省は、日本農業を潰そうとしている」……財務省の資料をもとに、動画を作りました⬇️

11月11日、財務省は「国の農業予算に対する考え方」を示しました。

その資料が、これ

農林水産 - 財務省 より

たとえば、15ページ

上の、四角で囲われている所。分かりやすいように黄色いマーカーを塗った部分に注目!

現在の輸入品の大宗は、政治経済的に良好な関係の国からのもの。こうした品目については、あえて国民負担で国内生産を拡大す るということではなく、輸入可能なものは輸入し、他の課題に財政余力を振り分けるという視点も重要ではないか。

官僚独特の回りくどい言い方をしているけど、つまり

海外に安い食料があるんだから、輸入しよう

日本農業に税金使うの、もったいないよね

と、言っています。



18ページには⬇️

例えばかなりの年月をかけて自給率を数年で数%上昇させることが可能だとしても、それにどれほどの意義があるのか熟考する必要。

第二次世界大戦後、日本は「アメリカの余剰農産物最終処分場」になったから、国策で「食料自給率を下げてきた」という歴史があります。

動画もあるので、興味のある方は見てくださいね~

つまり財務省の発言は、そういう事実を無視しています。

ちなみに、東京大学の鈴木宣弘先生は『国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係』という著書の中で

日本人の食生活を米食中心に戻せば、それだけで食料自給率が63パーセントまで上昇するというレポートを農水省が2006年に出しています。ただ、そのレポートがもうネット上に存在しないんですよ。あまりに不都合な情報なので、抹殺されたのかもしれない。日本人には輸入に頼ってもらわないと、巨大企業がもうけられない。そのために日本の農業を縮小したいわけですから。

『国民は知らない「食料危機」と「不適切な関係』 講談社+α新書 P91


あと、民主党政権下で農林水産大臣だった山田正彦さんも、ブログで

もう一度水田を活用して麦の二毛作、大豆との輪作に、欧米並の戸別所得補償をすれば、10年も経たないで自給率を60%に戻せます。

と、書いています。


実際、日本の食料自給率は、昭和45年まで60%でした。

⬇️こちらのサイトから、画像をお借りしています。

だから、本気で上げようとすれば、食料自給率は上げられるんですよ。

けど、上げない。

農家に直接お金を払うと、中抜きできない。農家は、財務省の人の、天下り先にもならない。


だから財務省は、農家のために税金を使いたくないのかもね😇


この他にも、財務省は「歴史的背景」「現実」を無視して、農林水産業に税金を使わせないような圧力をかけています。

興味のある人は、財務省の資料を読んでみてくださいね。ホント、驚くことを堂々と書いていますよ~😵😵

いいなと思ったら応援しよう!

よんさん:味覚と知識を駆使して「旨くて安全な食べ物」を探す環境計量士
私の記事は、あなたの生活に役立ちましたか?もし、そう思っていただけるのなら、この記事を拡散してください。それが一番のサポートです!また、化学的なことで、よく分からない事、知りたいことなどあれば、コメントを。私が知っている事であれば、noteで記事にします!