「ニンジンは嫌い」という人に是非食べさせたい、F1じゃないニンジン
私は明石農園の野菜を毎週購入しています。
ここの野菜は固定種、自家採種。このニンジンもF1（交配一代）ではありません、多分。
写真を見ていただければわかると思います。自己主張が激しそうでしょ。
力のある野菜たちに ほれぼれ…
そうなんです。本当に、ココのお野菜は自己主張が激しいのです。ただ、だからこそ、すんごい力を秘めています。
そのまま焼いて、塩を振っただけで十分に滋味を感じます。
そんな明石農園の特製うどんがコチラ。
ふるさと納税でも入手可能です。これが、本当に小麦の味がするうどんで……。小麦も定期的に購入しています。
けど 力ありすぎ…
そして、そこのニンジン。これがまた、本当にニンジン臭いニンジンなのです。
私の両親は農家です。もちろん人参も自家採種して育てていました。そのニンジンの味がします。
ちなみに、私の父はいまだにニンジンが苦手です。食べない代わりに、ニンジンとりんごのジュースにして飲んでいました。
これをどうにかしたい、いや、美味しく食べたい！色々考えました。
きんぴらはニンジンの味
きんぴらごぼうは常備菜として、いつも作ります。
美味しいのですが、そんなに食べられません。
ラーメンスープのだしに
年越しは醬油ラーメンを食べました。
このだしに、ニンジンのヘタを入れました。さすがに自己主張はしませんでしたが、そんなに消費できません。
蒸し焼きだったら甘さが出るのでは？
蒸して、バターソテーにしても、やはりニンジン臭さは消えず。
それをさらにハム、白菜、玉ねぎと大根おろしで煮ました。洋風になるかな～と思ったのですが……
やっぱりニンジンでした。逆に、ここまでくるとあっぱれです。家族全員新型コロナにも風邪にもならないのは、明石農園の野菜たちのおかげかもしれません。
かき揚げが一番かな？
玉ねぎ、ゴボウと一緒にかき揚げにしたのが、一番ニンジン臭さを消していたかもしれません。
そんなニンジンが、本当のニンジンだ！
野菜は本来、自分を守るため、自己主張の激しい味なのです。だから、F1の野菜より虫に食われにくい、ということもあるのです。
多分、このニンジンを食べれば、そこらへんで売っているニンジンが甘く感じられると思いますよ。
逆に、１歳ぐらいの、なんの先入観もない子どもなら、モリモリ食べるかもしれません。小さい子どもは自分に必要なものを知っていますから。
……けど、このニンジン、どうやって食べようかな。この、ニンジン臭さを生かす使い道を、じっくり考えたいと思います。
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