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ゲノム編集とコロナワクチン、進め方が酷似しすぎ。問題あったら、どうしますか?
「ゲノム編集トマト」というモノがあります。
一般配布された当時も、うさん臭さを感じたのですが、最近になってそれが確信に変わりつつあります。
新型コロナワクチンと同じ手口
「ゲノム編集トマト」には、こんな特徴があります。
新しい科学技術を用いている
ほしい情報が公開されない
消極的な声を、マスコミが報道しない
そして、2022年からは、「ゲノム編集トマト」の苗を、福祉施設に無料配布する、と言っています。
無料で提供
新型コロナワクチンと一緒だと思いませんか?なぜ無料かというと、ゲノム編集トマトを作っている会社には、政府から補助金が出ているから。つまり、税金で運営されているのですよ。ね、ワクチンと一緒でしょ。
知れば知るほど、怖くなる「新技術」
実は2022年1月27日、「福祉施設や小学校へのゲノム編集トマト苗配布に反対する署名提出記者会見」というのがありました。誰でも視聴OK、とのことだったので参加してみたのです。
そこで、「ゲノム編集トマト」を売り込むための手段を、色々と知ることができました。
国際会議で発表された「戦略」
パイオニアエコサイエンス社の「ゲノム編集トマト」販売戦略が「ビジネスモデル」として、セミナーで発表されています。
そのセミナーで、パイオニアエコサイエンス社が使った資料がコレ。
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Marketing Approach&Consumer Patnel Reception in Japan 2022/1/28引用
東京大学教授 鈴木宣弘さんが日本農業新聞で書いている
この子どもたちを突破口とする食戦略をビジネスモデルとして国際セミナーで発表している。
ひょっとして、この事?と思いました。
障がい者施設、ケアサービス施設でトマトを育ててもらい、SNSで良い情報を拡散、親しみを持ってもらおう、というビジネスモデル。
いやいや、筑波大学の教授が絡んでいるのだから、筑波大学の学食で販売すればいいでしょ。授業の一環で育ててもらって、学生に情報を拡散してもらえば?みんなSNSに慣れているから、そちらの方が効果的なのでは?
なぜ、細かな意思疎通が難しい、正確に物事伝えられない層をターゲットにするのでしょうか。
それは、一般販売すると補助金申請できないからでは?ゲノム編集を商業利用すると、とんでもない高額の特許料が発生しますしね。福祉施設に無料配布すれば、補助金がもらえる口実になりそうです。
どうして、詳しい情報を教えてもらえない市民を巻き込みたいのでしょうか。
それは、私たちをバカにしているのでは?何だかよく分からないうちに、ワクチンみたいに広めてしまえ、という感覚と一緒です。
そこに、強い憤りを感じるのです。
安全性は未確認
そして、「ゲノム編集トマト」は安全性が確認されていません。
厚生労働省に届け出されただけです。これもコロナワクチンみたい。
植物のゲノム編集には抗生物質耐性遺伝子を入れる必要があります。それを後から取り出しているそうですが、本当かどうか、私たちには確認できません。
だから、そのトマトのDNA塩基配列を公開してほしいのですが、する予定はないみたいです。
ゲノム編集前と後を比較すれば、私たちにもわかるのでは?なぜそれをしないのか、理解できません。
……そういう疑問がたくさん寄せられているそうですが、対応する気はないみたいですよ。
これも、コロナワクチンみたいです。
日本人がモルモット
そして、世界におけるゲノム編集動植物の一般販売。日本以外ではアメリカで大豆油が販売されているだけです。
けれどもこの企業(Calyxt社)、2019年2月からゲノム編集大豆油を販売して以来、株価が爆下がりしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1643335932400-2gmBZKfgA5.jpg?width=1200)
2019年3月ぐらいには16ドルぐらいだったのに、今じゃ1ドル台。ジャンク株です。
実はこの会社、これ以前は27ドル台だったこともあるのです。そのとき買った人に同情してしまいます。
こんな株価を見たら、企業経営者なら「ゲノム編集は、今じゃない」と判断するでしょう。大手ファンドも口を出しますよ。海外で開発が進まないのは、こういう事情があるのだと思います。
そこで、おとなしい日本人が、モルモットに選ばれたのでは?と思えてならないのです。
本当に「全く違いがない」?
東京都で行われた食の安全都民フォーラムには、「本当に安全なんですか?」「選択できるように、はっきり表示をしてください」などの意見が寄せられています。
その中で、開発者の筑波大学つくば機能植物イノベーションセンター研究センター長 江面浩教授が「GABA以外の成分や育て方には、全く違いがない」という内容の発言をしています。
それにも疑問が残るのです。
このトマト、苗を買うと液肥がついてくるみたいですね。
1セット4620円の肥料。普通のトマトは、培養土だけでも育ちますよ。小さなポットだと追肥が必要ですが、化学肥料は100均でも購入可能です。
栽培の基本4点セットです。通常の施肥に加えてお使いいただくことで
相乗効果が期待できます!
通常の肥料に、これを追加?どれだけ肥料を使うの?ひょっとしたら、ゲノム編集の影響で、普通に育てられないのでは?
農家出身の私は、こう考えるのです。
「外で栽培」「未精製」が問題
こんなに「ゲノム編集」をけちょんけちょんに言っていますが、全てを否定するわけではありません。
治療に必要なら、使ってもよいと思います。ただ、手間・暇・金がかかります。治療を望む人が全員受けられるのなら、使ってもよいのでは。
「遺伝子組み換え」にも、私たちはお世話になっています。味の素では、遺伝子組換え微生物が活躍していると聞いたことがあります。
医薬品にも、遺伝子組換え微生物が作ったものが多数あります。
けれどもこれは、密閉された建物内での話。「ゲノム編集トマト」のように、外で育てるのとは違うのです。
そして、医薬品は精製して、その成分だけを使いますが、トマトは丸ごと食べます。GABAを取り出してサプリメントにするのではないのです。
これらの違いはとても大切ですから、分けて考えるべきです。
「選択できる自由」が欲しい
こんな理由で、私はゲノム編集動植物を食べたくありません。
ふるさと納税でも「ゲノム編集フグ」を返礼品として選べますが、食べたい人だけで食べてください。
天然物のフグは、有史以来人が食べてきて、食べられる部位、食べ方が分かっています。私にとっての「安全性」とは、そうやって証明されるものなのです。
科学的に安全とか、言う方がいらっしゃいます。ただ、そういう方は寿命が1000年、ないですよね。私たちの子孫に出る影響は、知ることができません。それは、私にとっての「安全」ではないのです。
コロナワクチンも同じですよ。安全性に問題ないと言いつつ、ワクチン接種直後から体調を崩した人が、医療機関をたらいまわしにされるのはなぜですか?
そして、公害の歴史を見ても、同じことが繰り返されていませんか?
政府は安全だ、と言います。けれども、一部の市民が頑張って調べて、長年かけて企業との関連を証明、公害認定を受けるころには患者が増大。
そして、問題企業は一定の利益を上げた後です。
補償してもらっても、崩した体調は戻ってきません。だから、「選択する自由」が欲しいのです。食べたい人だけが、食べれば良いのですから。
ちなみに、OKシードマークというのがあって、これがついているものは「遺伝子組み換え」「ゲノム編集」ではありません。
ただ、本当はコレの逆が良いのですけどね。
「遺伝子組み換え」「ゲノム編集」にマークを付けてください!
こういうことを知って、苗をもらおう
2022年から、福祉施設にゲノム編集トマトの無料苗が配布されるそうです。ただ、こういう事実を分かった上で、受け取ってほしいのです。
私の身の回りにも重度の障碍者が何人かいます。彼らは細かな意思疎通ができません。体調を崩しても、どこがどう痛いのか、説明できないし、私が理解することも不可能です。
小学生も同じ。だから、未成年者には保護者がいるのでは?
政府や報道機関の言うことを鵜呑みにしていては、自分や家族の健康を守れません。無料のモノをもらう時は是非、自分の考えで判断してください。
なお、企業側の考え方を知りたい方には、コチラの記事をおすすめします。儲け方を知る一助になるかもしれません。
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