東日本大震災…あれから10年
今日は、3.11です。
2011年の3.11といえば忘れもしない東日本震災
ちょうど10年前になります。
今でも鮮明に覚えています。
あの光景を…
あの時の翌日3.12は、夜中に物資を車に積み込み、翌朝に東京から支援に出発するというバスに物資を届けるために、深夜8時間ぐらいかけて疾走しました。
物資を預けるや否やとんぼ返り。
そして、二日後、今度は宮城に向けて支援に出発。途中高速が使えないので、15時間ぐらいかけて車で向かい、現地について約1週間、病院の受付やトリアージ、避難所のお手伝い、瓦礫の処分などをしてきました。
不謹慎ですが、あの充実感は今でも忘れられません。
あの出来事により、多くの若者が自分の居場所を見つけたんです。
それは、誰かの役に立つことで、自分の存在意義を認識できた…
ということ。
こんな自分でも人の役に立てるんだと。
自分は必要とされたんだと。
もちろん、被災者の方の中には、深いトラウマを負った方がたくさんありましたが、一方でメンタル不全だった人が、支援ボランティアに参加することで、メンタル改善につながった方が多くいたという、なんとも皮肉な状況が生まれたのも事実でした。
これまで漠然としか考えていなかった命の尊さ、生きるということ、そして人との絆
あらためて今、あの時のことを思い出し、歴史的な現場に立ち会い、感じ、考えたことを大切にしたいと思っています。