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上司から毎日言われるんです。

「お前にはこの仕事は向いてないな」

別にその仕事をやりたくてやってるわけじゃないんです。

仕事だから仕方なくやっているんです。

でもだからって手を抜いているわけじゃない。

誰よりも一生懸命にやっています。

「何やってんだよ!」

「しっかりやってくれよ!」

このマイナスな言葉を毎日浴びせられ続け、がんばってもがんばっても認められない…

やがて、彼は心が疲れてきました。

朝、起きるのが辛い

休日に出かけるのも億劫

仕事から帰ってきたら、ただ寝るだけの毎日

日曜日の夜は不安と恐怖で押しつぶされそう…

ちょっと限界かも…

思い切って、意を決して…

彼は上司に正直に相談しました。

すると帰ってきた言葉は…

逃げるのか?

「最近の若い奴らはしんどくなるとすぐ逃げ出す」

その言葉に彼は心臓がえぐられるような痛みを感じました。

「辞めたらまわりに迷惑がかかる」

「仲間に言いづらい」

「そもそも逃げるなんて情けない」

「自分は弱い」

「逃げたと思われるのが恥ずかしい」

罪悪感・・・

自分はどうしたいんだろう?

彼は今日も悩んでいます。



僕からひとつアドバイス

「逃げるが勝ち」という言葉があります。

「逃げる」って、どうしてもマイナスのイメージがあります。

でも実は「逃げる」って、人生においては生存戦略なんです。戦略的撤退と言ってもいい。

100人の相手に1人で無策で切りかかっていくなんてアホのすることです。

宮本武蔵だって吉岡道場の奴らからは逃げながら戦ったんです。


このまま仕事を続けていたらただ潰されるだけ

ならば一旦は撤退し、態勢を立て直して次の作戦を練るべきなんです。

「逃げることは悪でない」

「嫌になったら逃げればいいや」

この考え方を持つようになって以来、僕はこれが精神的な支えになりました。

ものすごくラクになりました。

いろんなことにチャレンジしてみようという気になれたんです。


① 嫌われる勇気。人間誰からも好かれるなんて100%無理

② 辛い時は逃げていい。堂々と逃げろ

③ 価値観を押し付ける人は相手にするのは時間の浪費

④ 無理なもんは無理。たまには諦めろ

⑤ 不幸に慣れるな。君は幸せになる為に生まれてきた

⑥ 悩んでも今は解決しない。寝よう

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