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【新潟移住のすすめ】日照時間なんてなんのその!湿度と美しい空気の恩恵
「新潟の冬は曇りか雪か雨が多くて鬱になっちゃうんじゃないの?」
これは新潟の人も、東京の人もよく言われる。
ただ、私には当てはまらなかった。
それよりも、絹鼠色の空をすごくポジティブに受け取っている自分が居た。
新潟の冬のすばらしい効果を今回はおはなしできたらと思います。
湿度と乾燥とスキンケア。
無料でいただける水質が最高級!
たしかに、冬は晴れの日が少ない。
けれど東京の雨や雪とは、同じ「くもり」でも全く感じ方が違うんです。
「山の頂上か」ってくらいに澄んでいて、ひんやりと湿度をもった空気。
ミクロのミストの中にいるようなマイナスイオンを感じる清々しい居心地の良さ。
動物の感覚が呼び覚まされる勢いで、体にいいことがわかる!(汚染されたところに居たためなのか?)
「湿度」は結果的に肌や髪の毛がしっとりすることに繋がり、美容の観点からみても凄く良い影響がありました。
あの関東の驚くほど暴力的なカラカラの乾燥した風と寒さに慣れていたので、新潟にきてからハンドクリームやボディクリームが減らないことに驚いた。(関東だとひと冬でニベアなくなります!)かかともガサガサだったし。
美容室での定期的なトリートメント代も削減された!
何もしていないのに枝毛がなくなった!
良いこと尽くしです
乾燥用のミスト化粧水も、リップも、加湿器も必需品ではないんです!(お財布と美容にやさしい)
私は中学からお小遣いのほとんどをコスメに溶かしていた(社会人になれば、ちょっと空き時間があればデパコスエリアを覗きに行く習慣があった)コスメオタクで、給料の半分をコスメに費やす月があるかんて当たり前…(当たり前すぎていうほどでもないと思っていたけれど世間ではそんなに多くはないらしく、キャッチコピーに使う人もいるので書いておく)
現在もスキンケア商品が好きだが、かけるお金も自然と減る。肌の状態が変われば求めるグレードが変わるから。
ちょっといい成分を使えば、次の日には跳ね返るほどぷりぷりになる。
効果の実感が早いはやい!
表皮が乾燥していないと、奥まで成分が入ってくれるので、ある意味新潟の湿度が導入剤の役割をしてくれているのではないかと思う。
関東にいた頃は、不摂生をしていたこともあり、BAさんが驚くほど肌がインナードライの状態だった。
それがこっちにきてすぐに乾燥が気にならなくなった。
髪の毛も跳ねない!
これは、スキンケアにお金と時間を溶かしている同士に感じて欲しいうれしい発見です!
もともと新潟にお住まいの方は、実感がないのではと思っていたけれど、そんなことはないみたい。
お仕事で関わる生まれも育ちも生粋の長岡人の知人30代男性にそのことを話すと、「関東はカサつきエグいです!出張の時絶対ニベアぬりますもん、髪の毛も軋みますし!もう、なんなんでしょうね…」と共感してくれたのできっとそう。
おいしいだけじゃない、水道水の水質の違い
新潟は浄水器を使用している人が圧倒的に少ない。自然と飲む水道水がおいしいから、必要がないのだ。
そりゃ〜お米も美味しくなるよなぁと。
すっきりしていて、甘みもあって、料理がたのしい。珈琲がおいしくなる。
あと、水質がとろみがある気がする。
新潟で毎日お風呂に入っていて、関東での出張が入ると、その水質の違いに驚く。
この水は湿度が高いはずだ。
本当に違う。
水墨画を彷彿とさせる、清々しい景色は瞑想に近いリラックス効果がある
静かな長岡は、どこかのお店から大きな音がきこえてくることもなく、無駄なものが削ぎ落とされていて心が落ち着く。
長岡は街が山と森で囲まれていて、すぐ近くに大自然があることも精神衛生上とても心地いい。
「この靄がかかった景色、水墨画のようだね」「あそこの木に雪が被っているのが絵になるね」なんて話しながら綺麗な空気を吸い込む。
車で移動する生活なので、電車移動の待ち時間やちょっとコンビニによることなどなく、知らない人と触れる機会が制限されている。
本当に無駄がない。(自営業だからでもあるけれど、圧倒的に知らない人と出会う機会が少ないので余計なストレスがかからない)
毎日山奥の高級旅館から見るような景色が見れるなんて、贅沢だ。
駐車場からみる山の景色や鳥の声、夜空の星の瞬きに毎回癒されていて、こんなリラックスタイムを無料で受けていいのかと思うくらいだ。
東京で癒しを求めるなら、美術館やカフェにいったり、舞台に行ったり、美しい食事を体験しにイタリアンでもフレンチでも行ったりするけれど、こんなに心が揺さぶられるものを眼にすることは出来ないのだ。
やっぱりnatureすごい!
長岡の、とくに関原や青葉台(駅からちょっと離れた場所)が更に好みの景色だ。
景色からモノクロのエレガンスを感じるようなエモーショナルな体験が、無料で受けれるなんて、本当に得だ。(何度でもいう)
夫と初めてのデートの帰り際、道の駅の天領の里に連れて行ってくれた。
夕暮れの景色は忘れられない。
映画を何本見るよりも、価値があると思った。
沈むまで1時間ほど、ずっと2人で見ていたのも良い思い出だ。
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自然ほど美しくピュアなものはない。彼らは美しくあろうとしていないから、いやらしく無い。
自分はどうか
「こう在ろう」ではなく「こう見せたい」じゃなかったか。
そんな人間は、自然から見たってきっとすかすかで、ダサくて、写真に納める価値もない景色に過ぎないなぁと、思う。
本質的は透けてみえる。それは、大人になればよくわかるようになった。
遠回りせずに行動したり、相手の心に寄り添って声をかけ行動したり、いくら誰かに馬鹿にされたって、丁寧に誠実な方がいい。
そういう人の方が信頼できるし、素敵。
いくら発信がうまくたって、
いい服を着たって、いい仕事に就いたって
誰にフォローされたって、いいねされたって
そんなんじゃ埋まらないものがある。
結局見抜かれてしまうから、やっぱり正直に愛せる自分でいたいと思う。
さいごに
日照時間なんて気にならないほど、にいがた、いいところです。
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