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カナダのトロント市で日本語教師をしている田中恵美子と申します。3月14日から自宅待機をしています。カナダでどんな生活をしているか自分への備忘録として、振り返りながら日記を書きたいと思います。

4月4日自宅待機22日目:感染者13912名(1537名増)死者231名(23名増)

午前:オンライン日本語レッスン1コマ。中国出身カナダ移民の学生さん。
自動詞・他動詞についてのレッスン。日本語独特の表現なのでこの文法を教える時はいつも難しさを感じる。今日は~てあります、~ておきますについて教えた。お互いの生活の状況、国の状況について情報交換。彼女が住んでいるのはトロント市郊外のため、Ubereatsが殆ど使えないそう。トロント市内だとまだ食べたい物がオーダーできる環境にあるので有難い。

午後:パートナーと近所へ食べ物などの買い出しへ。
私たちが住む通りはドラッグストアー、レストラン、パン屋、肉屋、酒屋、スーパー、カフェなど、大きな店はないけれど、生活するのに困らない範囲のお店が揃っているのでとても有難い。久しぶりに彼と買い物に出かけた。いいお天気なので歩いている人も平日より多い。
隣のドラッグストアーは生活用品から野菜、お肉、果物など何でも揃っているため、この界隈では割と込み合っているので、最近入場制限が始まった。
入口に警備員が立ち、一人ずつ出入りを許可している。外には感覚をあけて人が並んでいる。私たちは隣に住んでいるのでタイミングを見て買い物に行くようにしている。今回はパン屋さん、少し離れた小さなスーパーに立ち寄った。パン屋さんでは焼き立てのフランスパンとベーグルとクロワッサンを買った。こういった状況の中、地元のパン屋さんがお店を開けてくれているのは本当に有難い。家に帰ってスライスされたフランスパンをそのまま食べたらとても美味しかった。そして最近生徒さんに貰った手作りのジャムを付けて食べたら更に美味しかった。

普段、お互いバタバタと日常が過ぎて行く生活をしている中で、近所にあるお店の良さを知ったり、料理を丁寧にしたり、私たちの日常は外で起こっていることに比べるととても穏やかだ。
ただ、いつ感染するかわからない状況なのを忘れないように気を付けて行かなければならない。

夜:今日は大きな決断をした。気付けば1月からずっと新型コロナウィルスについて考えている。思ってもみない事が次々と起こる3カ月だった。
決断ができて良かった。あとはその決断に向けて進むのみ。

写真は近所のパン屋さんで買ったアーモンドクロワッサン。
家で淹れたラテを一緒にいただきました。





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