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【漫画感想】ブルーロック32巻|コンサル的思考
※画像:https://amzn.asia/d/9rcJ6jR
ネタバレ配慮一切なし!!!!!!!!!!!!
本誌感想とかもほぼ見てなかったから、最高な漫画時間だった~~~
「秀才の壁」「進化の方程式」が全て文字起こしをするレベルでよかった。
PXG戦長くて、マンネリ感じてて32巻のあとは、盛り上がってたら買うくらいでいいかなと思ったのに!!なんですかこの展開は!!!!!!!!!!!!ブルーロックってこれなんだよ!これ!!!!ってめちゃくちゃ興奮した!!!
ど素人の一般的見解、少し考察も。
ネタバレ配慮一切なし!!!!!!!!!!!!
■良すぎた部分抜粋(多い)
※後ほど引用ページなど記載予定。
↓ 最初の絵心さんの言葉が超重要シーン、この巻の展開の伏線をすでに話してた。
世界一熱い場所で
とんでもない終幕が観れそうだ
だが見誤るな
憧れるな
天才になろうとするんじゃねぇぞ…
秀才共よ
俺も同じ天才だってコトを
証明してやる!!!
そうか…
ノアはずっと俺じゃなく…
カイザーの進化のために俺という存在を使ってただけ…
凛も自分の目的のために
俺を宿敵にして成長したいだけ
潔は世界にとってー
英雄を創り出すための
No.2の踏み台でしかない…!!!
これが…現実
フッザけんな潰すッ…!!!
嘘だろ…!?
嘘だろ…!!?
人間の速さスピード じゃねぇ!!!
積み上げてきた論理じゃ
説明できないー
こんな突然変異の存在を
世界は”天才”と呼ぶんだ!!!
あぁそうか…天才って人種は
理屈じゃないんだ…
だったら俺は天才なんかじゃないー
天才に『適応』し続けるコトしかできない…
『秀才』…!!!
俺は 『秀才』でしかないとしたら
この先 『天才』に勝てるのか…?!
だってずっと こうやって戦ってきたんだ…
この眼と脳で敵の思考や動きを読んで
戦場の1歩先を選んで俺は
「理屈」で 勝ってきたー
俺がやってるのは結局…
全部説明がつくコトに過ぎない…
糸師凛に勝ちたい…
世界一に勝ちたいのに…
勝つ自分が 思い描けない…
世界は『天才』だけで回ってるワケじゃない
『秀才』と『天才』は両輪なんだー
私情とか細かい感情とかどーでもいいと思った
そしたら⋯
『勝つという結果だけに魂を売る』 新しい潔の戦い方を見つけたんだ
今のはただの一発じゃないー
世界中が お前のスーパーゴールでの決着を望んでた⋯
この新英雄対戦のヒーロー誕生の瞬間を待ってた
それを俺が 捻り潰したんだ
俺が歴史を捻じ曲げた⋯
お前の閃きを俺の理論が上回った⋯
あぁ 今は個人的な「感情の消化」よりも
お前との この「世界への証明」のために生きたい⋯
勝つために感情を捨てて
自分の才能の全てを
”道具”として使うこの感覚⋯
この自分に没入したいんだ
俺が欲しかったのは世界一のエゴを持つ指導者どもの
本気という熱い劇薬。
それに耐え得るかはギャンブルだったが
糸師凛と潔世一は その狂った環境下で生き残る思考と術を手に入れた⋯
あとはその進化の種が 世界を変える自己独創性だと証明しろ!
■感想概要
・文字起こしして気づいたんだけど、潔とカイザーの思考がリンクする部分の構造、最高だ。若干ザーさん引いてたけどww
・どこまで絵心の読み通りなの???ノアとエゴの関係性いつ明かされるの??
・昔の潔に思いはせて泣きそうになっちゃった。
・見開きの使い方がかっこいい。
今まではシュートシーンでの見開き構図がメインだったけど、今回は走り出す加速シーン、リスタート部分にも使われていて最高に試合の温度感伝わってきた。
ブルーロックってありえないスーパー技みたいなのはもちろん出てくるんだけど、それが基本ロジカルに進むから、読んでいて楽しいんだよな。改めて認識。
海外ではモデルとなったスーパープレーがあるのも面白いし、主人公の潔が「秀才」側として、すべて説明(言語化)しながら成長してきて、納得感のあるスーパープレーが多いから、読者も置いていかない。若干置いて行かれるくらいの気迫はあるけどw
いよいよ、やっと、ネオエゴも最終章。そのあとW杯やって終わり?
終わり方、推測すらできない。
みんなの将来をさらーっと描いて終わりのような展開は絶対にないと思う!
最後までアニメやってほしいな~~~~
■少し考察
・絵心が青い監獄プロジェクトで実現したかったこと
絵心は秀才側。
ノアとか世界で活躍する選手とは別に自分が勝てることを探して選手生活を送った?
「日本人がサッカーで活躍する再現性」に注視してブルーロックプロジェクトを計画?
天才は天才として覚醒させ、秀才側を育てることのシステムを作り上げたかった?
自分は天才側じゃない⋯と挫折してやめてしまう人が多いからとか?
秀才側の説明、まんまブルーロックだよね。
・コンサル的思考(ロジックツリー/仮説検証/雲雨傘 等)
潔が成長できてきたのは、こういう思考ができるようになったからだと考える。
これが、まず秀才にとってスタート地点なのかも。
人材営業してたとき、コンサル系の課題解決の考え方を死ぬほどしたんだけど、それに酷似している。現在、別の会社で働いてて、このようにロジカルに思考できる人は限られているのだと実感する。というか日本にWHYで掘り下げる文化があまりないね。絵心はこのような点も日本のフットボール界には不足と思っているかもしれない。
もはや現役引退してからコンサルに勤めてたんじゃないか??(脱線)
潔が感情とか雑念捨てて勝ちに拘るのも、タスクフォーカスだよね。まあ、エッセンシャル思考というか。
↓ 適当に自分で考えたことだけど、ブルーロックがこれまでやってきたのってこういうことだよね。
・わかりやすい説明と適度な課題を与えることのできるメンター(絵心)。
・特別な存在に憧れるのではなく、自分の能力と現在地を知ること。
・目指すべき最適な目標、効果的かつ効率的な方法を仮説検証できる力。(ネオエゴ始動時のマスターによるアドバイスが顕著)
・自分の能力をさらにパワーアップさせる式を見つけ出す力。
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https://heart-quake.com/article.php?p=7263
別件ですが、自分もブルーロックをちゃんと読むまではビジネスに通じることが多い漫画だ!!なんて軽く思っていた。再現性とか方程式とかね。
でも絶対にそんな表面的な話じゃない。
もっともっともっともっと奥深くの日本人の生まれたときからこびりついちゃってる文化習慣をぶっ壊して世界一になろうとしている話なんじゃないかと思っている。この腐った根性壊さないと始まらないぜってこと!
もっと多くの人が32巻まで読んでくれますように!!!!!!!!!!
■表紙予想
33 ノア
34 絵心(現役)
35 ???
36 潔
金城先生が18巻で折り返しと言っていたので、36まで。
次発売は3/17。
今まで2ヶ月ごとだったけど、少し遅めの発売か~。
また次読むのが楽しみ!
最後までありがとうございました🙇🏻♀️
他の意見を見ずに書き上げたかったから、これからいろいろ見よう~
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