しにたい

人間の業は生きたいわけではないのに、死というものを拒否してしまうところにある気がする

死んだら何もわからないし、その後をずっと監視できるわけでもないのに
神様のいたずらのような、ハプニングのように訪れる人の優しさに、
優しさを与えてくれた人たちへの、私が死ぬことへの罪悪感を抱かせる

私は死にたいよ
この先幸せがあるかもしれない
億万長者にもなれるかもしれない
でもそのifに希望を見出せた時代は過ぎてしまった

希望を持つには心を折られることが多すぎる
被害者意識だと何だと言われても、私は私を悪意なく傷つける人たちに疲れてしまった
そういう人間は情緒がなく鈍感で、自分を善人だと勘違いしながら切りつけてくる

私は意地悪言わないのに
どうして切りつけてくるのか
ずっと悲しくて、ずっと泣いていて
お前たちが生きているこの現実では、私は生きてられないよ

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