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20220328


 午前中、シンク下の掃除片付け。ものを全部出して拭いて戻す。古いものは処分。虫除けの重曹+ハッカ油の取り替え。
 その間に、普段の洗濯に加え、ガゼット(好きなバンド)のツアーTを八枚とマフラータオルを四枚洗って干す。古いものは十五年くらい前のもので、もうよれよれだし、色褪せているし、ひどいものは穴もあいているし、柔軟剤の香りはきつすぎてとれないし、でも、捨てるわけにはいかない。

 午後、明日の弁当用にたまごやきと、ピーマンの肉巻きを作る。その横で人参とブロッコリーのオイル煮も。肉巻きなんて滅多に作らないものをなぜか作る気になる。
 その後で古いタオルを切ってウエスにする。

 図書館で借りた『本を贈る』という本を読む。触り心地がとてもいい本。
 夏葉社の島田潤一郎さんの考えや書かれたことが前から素敵だなあと思っていたのだけれど、この本に書かれている島田さんの言葉がやっぱりとてもいい。自分が普段もんもんとぐだぐだと考えていて、言葉にしようとするとあまりにも否定的だったり攻撃的になってしまうようなことを、とても丁寧に言葉にしてくれているような感じ。
 私は本が好きなので、好きすぎて、嫌いな本というのがある。心の込められていない本を、どうしても許せない。どうして心が込もらないのかというと、多分、本が好きな人がつくっていないのだと思う。もちろん、好きなことを仕事にする人ばかりではないのでそういうこともあるとは思うのだけれど、かなしい気持ちになる。
 この本は、本が好きな人がつくった本だということがよくわかる。だから安心して読むことができる。


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