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大石慎之介という人は

20210524

こんにちは Meerです。

今日は珍しく東さんじゃなくて慎さんの話。

主観でしかない。

今年のベルテックス静岡は、キャプテンがふたりいます。
背番号0番の歩さんと背番号1番の慎さんです。
2人とも静岡県出身のポイントガードですが、プレースタイルはちょっと違います。
でもボールマンへのディフェンスとかキックアウトするためのボールプッシュの速さとか違うんだけど根っこは同じ感じがする面白いふたりです。
2人の記事はいつか書きたいな〜と考えていました。
まずはやっぱり慎さんから書いてみたいと思います。

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写真はお姉ちゃんから
ありがとう〜〜〜!

「王様」

最近のマイブームなんですが、選手入場の煽りを考えています。
昨シーズンちょっとだけ公式でありましたよね。東さんの煽り、守備職人はわかるけどスリーポイントに注目は面白いなっていうやつ。

慎さんはなんだろうって私なりに考えてみた結論は「王様」です。
具体的に言うとコートを統べる小さな王様です。
おたくきもいって言うのやめてね。
ひとりで遊んでるだけだから。許してくれ。

慎さんの身長は171cmです。
ざっくり日本人 成人男性 平均身長って検索したらこれぐらいって出てきました。
慎さんはバスケットボール選手の中では小さい方に分類されると思います。
ところがどっこい。
コート上の慎さんはびっくりするぐらい存在感があります。
他の選手と並べばもちろん背は低いんですが、存在感というか圧というかなんかでっかいんですよね。

他チームでもこういう印象の選手いました。
例えば金沢の冨岡選手。
例えば八王子の大金選手。
例えば岡山の前村選手。
例えば東京exの田口選手。
おやまあみんな大好きで大っ嫌いで大好き!!!二度とやりたくない!

それから、慎さんはコートインした時にぴりってする感じがします。
特に慎さんがベンチスタートの日に、途中交代で入ってきた時はほっぺたがひりつく感覚があるぐらい。
空間を支配するとか空気を変えるって表現がいいかな?
たまらないですね。

どこへでも顔を出す

ディフェンスの時の話。
マッチアップの選手が自分で行くタイプでは無い時の慎さんって、ヘルプポジションにめちゃくちゃ顔を出す印象があります。
慎さんはすっごい広い反復横跳びをしてるのかなというレベルでいろんな所へ顔を出します。
もちろんヘルプポジションをとっていれば自分の元のマークマンはフリーとまではいかなくても0.5フリーぐらいにはなりますよね。でもその辺の取捨選択も的確です。
味方がローテに行くだろうという計算やこれで決められたら仕方ないという判断がちらっと見えたとき、私ちょっとバスケ分かってきてるかもしれないと思いました。 

もちろん高い位置でガンガン嫌がらせするのも好きですよ。

んーーーかっこいい

何したってもぶち上がる

シュートはもちろん

フリースローも

ディフェンスも

慎さんのプレーはエナジーを生みます。

観客より選手のテンションが上がる印象があります。チームにプレーでもってエナジーを与える人です。

私が一生忘れられないプレーのひとつ。
昨シーズンのアウェー金沢戦でのフローター。
ベンチがすっごい沸いたんですよね。
私もベンチ裏で見ていたんですが、跳ね上がるというか、ぶち上がるというか……。血が一瞬でぶわぁっってなる感覚。(合法です)
私あれを生で見られて本当に良かったと未だに思います。

あとは、オフェンスチャージ。

身体の大きくない慎さんが両足つけて体をグッと固めて相手選手からオフェンス貰うのは本当にかっこいい。もちろんそこまで周りのディフェンスの選手が慎さんのもとまで方向づけしてくれた結果ですよ。その努力をオフェンスチャージという成果に残す姿は惚れ惚れします。
慎さんを信じてよかったな〜って思います。

味方が倒れていればガンダを決める
自分が倒れたら誰かが迎えに来るまで待ってる

(良い時は)
(悪い時は状況による)

もちろん時計が止まってる時の話です。
ピって笛がなったあととか、相手がタイムアウトをとった時とか。

写真はお友達から!
ありがとう〜!

これはホーム最終戦の慎さん。
助けが来るまで寝っ転がってました。

これはいつも以上になんの根拠もない私の持論なんですが、
試合中に味方が身体に触れれば触れるほど怒りが落ち着いてポジティブなエナジーが増える
ような気がします。

わかりやすいのがムースくんです。
審判のジャッジに納得がいかない時や、ぷんぷんしている時のムースくんに1人2人3人とタッチしていくとだんだんグルグル唸ってたのが落ち着いて、より前向きにフォーカスする感じがします。
ムースくんに効果的なのは福ちゃんと尚樹さんそれから慎さんだなと私は思っています。

プレー中、バランスを崩してコートに倒れることもあるわけですが、みんな助け起こしにいきますよね。
いいプレーだったら褒めるし、上手く意思疎通ができてなかったらこうだったんだよと説明をして、次のプレーに向かいます。

その時に、助け起こされるのを待ってる人と待たずに自分で立ち上がっちゃう人といます。
前者がこのトピックの冒頭の写真のように慎さんで、後者が東さんです。

先日東さんがコートに転がった際、ルークさんがぐるっと回って東さんに手を伸ばしてよいしょってしようとしてくれていたのに、東さんはスンッって立ち上がっちゃいました。
急いできてくれたルークさんの立場は……?と思う場面でした。

先程の持論はあくまで推測にすぎませんが、私は身体への接触はコミュニケーションだと常々思っていて、その機会を増やすことはしてもわざわざ減らす必要は無いんじゃないかなと思います。

以上!


ベルテックス静岡ができる前。
ベルテックス静岡をつくるために動いていた人たちがいたと聞きます。
私は本当に部外者なので、そう聞いていると言うだけですが、その時に慎さんが来てくれたおかげで今のような形になっているそうです。
もちろん元々静岡にチームを作るために頑張っていたわけですが、そこに大石慎之介がいるいないでは組織の士気が変わってくるでしょうし、話が大きくなる速度も増したことでしょう。
今私がこうしてベルテックス静岡を応援できているのも、バスケットボールをこんなに好きになったのも、大石慎之介という1人のバスケットボールプレーヤーの存在があったからこそだと思います。

慎さんが静岡にあのタイミングで戻ってきてくれていなかったら、私は「日本人には興味がなくて!」って言ったままNBAを見続けて東さんを知ることは一生無かったんだろうな。

戻って来てくれてありがとう慎さん。
いっぱい色んなバスケ見せてくれてありがとう。
どうか健康で、出来れば長くあなたのプレーヤーとしての姿を見せて貰えるとわたしは嬉しいです。

終わりー!

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