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【期待の新星】Shakker ai 解説

Shakker aiは新しいオンライン画像生成サービスです。SeaArtやTensor Artなどと同様のサイトで、それらのサイトと同じように画像生成を楽しめます。この記事ではそんなShakker aiについて解説します。

概要


Shakker aiは2024年にサービスを開始したオンライン画像生成サービスであり、stable diffusion を利用した画像生成を楽しめます。運営元はRESONATE TECHNOLOGIES LTD というイギリスの会社のようです。SeaArt や Tensor などと比較して新しいサービスですが、運営の方針として既存のサービスよりも日本ユーザーを重視する傾向が見られます。

長所


Shakker aiは新しいサービスであるため、既存のサービスよりも生成画面でのUIが使いやすく設計されています。特にSeaArtの新旧UIやTensorの生成フロー、Pixaiの生成ページなどの良い点と悪い点を踏襲・改善されたUIとなっており、今までに他社サービスを使った経験のある方もない方も使い始めやすいことが利点となります。
さらに Stable diffusion のweb uiも利用可能であり、今までローカル環境で画像生成を楽しんでいた方もこちらに参加しやすくなっております。
また、LoRAトレーニングに関しては他社よりもお得に楽しむ事ができます。毎月5回クレジットを消費せずにトレーニングを実行できます。
それに加えて通常の画像生成のクレジット消費に関しても他社と比べて若干安く、試行錯誤をするのに適しています。
総評としては、他社サイトやローカル環境などで画像生成の経験のある方が快適かつお得にStable Diffusionを楽しめるサイトになっています。

短所


前述の通りShakker aiは新しいサービスであるため、微妙な不満点がいくつか存在します。具体的には、利用可能なモデル数が少ない、タブの挙動がウザい、サブスク料金が少し高い などがあります。

・利用可能なモデルが少ない
何それ致命的やん?って思われるかも知れませんが、そこまで少ない訳でもありません。Meina MixやAnim4gine, Magic Flusなどは利用可能です。さらに現在では市場のモデルクリエイターからShakkerへのモデル導入を進めている最中であり、この問題に関しては遠くない将来に解決されるでしょう。

・タブの挙動がウザい
説明するのが難しい問題ですが、Shakker では事あるごとに新規タブが開きます。プロフィールページに飛んだりトップページに戻ったりする度に毎回新規タブで開きます。この操作は意外と頻繁に行うので、気を抜いているとChrome のタブがShakkerだらけになります。早く仕様変更して欲しい。

・サブスク料金が少し高い
無料創作や複数のキューでの同時操作などの機能については、他社サービスの方が安いです。機能アンロックについては高めのShakkerですが、課金ユーザーへのスタミナ配布は他社とは異なり、月毎での付与であるので柔軟な消費が可能となっていますので単純な比較は難しいでしょう。筆者のようにLoRAトレーニングを多用するユーザーにとっては この仕様はありがたいです。
さらに、無料ユーザーでも自分でアップロードしたLoRA を非公開に設定できる点もありがたいポイントです。
総合的に見ると、Shakkerの課金料金については他社サービスと少し体制が違うので 自身の使い方に合うか否かにより評価が分かれるでしょう。

その他のポイント


Shakker aiでは現在も様々なイベントを開催しています。2025年2月現在ではバレンタインイベントが開催されております。他社サービスと比較して そもそものユーザー数が少ない為、競争率が低く入賞しやすいのが狙い目です。入賞時の報酬もかなり美味しいので、ぜひ参加してみましょう。

まとめ


Shakker aiはサービスの初期段階にあり、現在はプラットフォームの発展を体感出来る状況です。その割にバグは非常に少ないので発展していくプラットフォームを楽しみたい方には非常にお勧めできます。


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