ときめくかどうかではモノが減らなかった

大量のモノに囲まれてモノの窒息状態から何度か抜け出したいと、模索していた私はある女性の本に出会う。

近藤麻理恵さん著「人生がときめく魔法の片付け」

当時の私に取ってこれは衝撃でした。

今ではとてもメジャーな本だが、この発想は私にはなかったからです。

ときめかなくなったモノとは、「今までありがとう」といって手放す、ということ。

コンパクトになる服のしまい方や、

一旦保留するBOXを作ることなども明記されており、早速取り組んでみました。

初めのうちは新鮮で目新しかったので、楽しんでいたのですが、だんだんあることに気づいた。

「まずい！ほとんどのモノにときめいてしまっている！」

ある程度減るモノもあったのだが、

結構モノ達が残ってしまった。

このやり方がピッタリときてモノが減らせるという人もいると思いますが、

私が思っていたのと違い、

また元のところに戻ってきてしまったのでした。

今ならこれらの原因がわかるが、

自分の人生にしっかりと向き合っていなかったのが、

その理由なのだがその時は知るよしもなかったです。

モヤモヤした気持ちのまま生活は続いていったのですが、

あることがきっかけでスイッチを入れることとなるのです。