パリ版、Suica、その名もNavigo
日本から約7時間遅れて、こちらも5月1日を迎え、無事令和になりました。Bonjour令和。
さて、私が月初を待ちわびていた理由のひとつがNavigoです。
パリ版のSuicaといえど、Suicaとはいろいろと違う点があるので注意が必要です。でもとっても便利なNavigoはパリに長期滞在する際は必須です。
短期の旅行者でも、旅行の日程によってとてもお得ですのでチェケラ!
Navigoはパリの地下鉄、RER(日本でいうJR)、トラム(日本でいう路面電車)、バス(日本でもバス)、すべてに共通して使える定額のチケットです。これひとつで何でも乗れちゃうのすごい、万能感。
チケットとはいえ、ハードカバーがついたイカツイビジュアル。あんまりかっこよくはない。
1週間バージョンの値段は22.8EUR。カード代が5EURなので合計27.8EUR。(約3500JPY)
参考情報として、地下鉄の一回の利用料金は1.9EUR、RERは目的地によって異なるけれどシャルルドゴール空港からパリ市内までは7.6〜10EURくらいなので、5日〜1週間滞在する場合は、Navigoの1週間バージョンがかなりお得。
しかーし!日本のSuicaと違って、1週間バージョンを買ったとしても、買ったその日から1週間ではなくて、月曜スタートの日曜までが1週間の単位。しかも金曜からは次の週のNavigoしか買えない(またはチャージできない)ので要注意!!!!!つまり、金曜に買ったNavigoは月曜からしか使えないのです!
金曜スタートの旅行者は回数券買っておこう。1.9EURチケットの10回分、有効期限はなし、14.9EUR。これでもかなりお得。
月曜スタートの旅行者は即買い決定。空港に着いた瞬間に買うべきです!
そして、ワーキングホリデーや学生ビザで長期滞在するあなたには1ヶ月バージョンを。(1年バージョンもあるのですが、在籍証明が必要だったりするらしいので、1ヶ月でバージョンをチャージしていくスタイルで。75.20EUR、なかなか高い)約9400JRY
そう、1ヶ月バージョンも1日スタート31日までなのです。
月の下旬で渡仏してきた人は一旦我慢して、次の月を待とう。20日からは次の月の1ヶ月Navigoが購入できます。
あとこれもとっても大事なのですが、併せて25mm×30mmの顔写真が必要です。大きな声では言えませんが、顔写真なくても全然使えるんですが、抜き打ち検閲があった場合に顔写真がないと高額な罰金を払わされるらしいです。
あと、日本の改札に慣れていると、パリの改札のあやふやさは異常で、駅によってNavigoタッチしても音が小さかったり、それ通っていいってこと?って音が鳴ったりします。その時、Navigoを2度目に押そうとするとエラー音が鳴り通れません。なんだよ、このやろう!と思って窓口にもっていくと、顔写真なしだと門前払いされたりします。(された。)
時間が経つと普通に使えるんですけどね。(おそらく1〜2時間くらい?)
そういうわけで私は5月1日をずっと待ってた!余談ですが、私のバイト先はNavigo代を半額支給してくれます。働く場所を決める時、このNavigo半額支給があるかどうかちゃんとチェックするのは大事らしいです。
お互い素敵な令和にしましょう。では。