選挙で誰に投票するか決められない

4月9日

基本政治の話はしないのですが、今日したことは投票所に行くくらいしかしていないので、投票をした話にしようと思う。毎年何かしらの選挙がやってくる。知事選、市町村長選、衆議院・参議院選挙、統一地方選とあるわけで、暮らす街にそんな選挙に出る人がいるのだということにも驚くわけですが、年々誰に投票していいかわからなくなってきている。

二十代のころは、少し資料を読んでみたりするもののよくわからずイメージや認知度の影響を強く受けた投票だったと思う。政党の方向性と候補者個人の考え大きく二つの判断基準があるけど、候補者の情報や考えとそれが政治にどれだけ影響を与えられるかよくわからないというのが大きかったと思う。

三十代のころは、仕事柄各政党の方々からお話を聞く機会も増え、また地域の候補者のことも情報が入るようになった。選ぶときは、そのときの政党の政策の方向性も大事なのだけど割と候補者の考え方や人となりで選んでいたと思う。

そして四十代、各政党の状況もこの20年間で随分変化した。なんとも言えない政治状況。もはや政党で選ぶことはないのだと思う。そして候補者も私より若い世代の数も増えてきた。しかし若いと言うだけでは選べない。考え方や人となりも見る必要があるのは当然。そして候補者と政党などとの関係性なども昔よりは見えるようになったことから、そんなことも選ぶときに考えてしまう。

結果、選べない。

知識がつけばもっとしっかり選べると思っていたけど、考えた結果選べないという結論になってしまっては身も蓋もないので、それでも絞り出してなんとか投票を終えた。

もうこの選挙の仕組み自体が今の社会にはあっていないのだろう。だからといってせっかくある権利を放棄するのは違う。無職で何もしないことに慣れてきたからといって何もしなくてよいわけではない。ということでギリギリまで悩んで投票。結果はあまり気にしないが、地域の政治の体制が変わることでそのまちが少しでも良い方向に変化してけばよいな。

明日からさらに新年度活発に動き出していくのだろう。まだまだ昨年度までのいろいろを引きずっているので落ち着かない日々だけど、そろそろ片付けてのんびりしたいものである。

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