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オリジナル問題No.49(代表的な8疾患 実践問題②)

皆様、いつもお疲れ様です👍
今回は漢方薬である帰脾湯を題材にした化学の問題です。

帰脾湯とは、血を全身に巡らせる働きを持った”心(しん)”と、消化吸収を司り、気と血を生成する”脾(ひ)”の両方が虚弱になった「心脾両虚」の状態に使用される漢方薬です。
心脾両虚の状態では、食欲があまりなく、そのために体を滋養できず疲れやすい、さらに栄養不良が影響し、肉体だけではなく心も滋養できないため、精神神経症状や不眠などを訴えることになります。
心脾両虚でこのような症状が現れている場合、帰脾湯が有効な可能性があります。

「心脾両虚の症状(小太郎漢方製薬株式会社 HP)」より引用

帰脾湯には以下のような生薬が使用されており、補気健脾(胃腸の働きを高めエネルギーを作り出す)と補血(血を補う)に働きます。

「帰脾湯の構成生薬(小太郎漢方製薬株式会社 HP)」より引用

なお、ツムラ帰脾湯エキス顆粒では「虚弱体質で血色の悪い人の次の諸症:
貧血、不眠症」に対して適応があります。

薬剤師国家試験では、それぞれの構成生薬の科名や使用部位、含有成分などについて問われやすいので、確認しておきましょう。

ゴロ紹介

問題

解答解説

アンケート結果(難易度と解答解説)


それなりに難しかったかな…🤔

解答解説はぼちぼち…😵


問題や解答解説に間違えがあれば、是非ご指摘をお願い致します🙇‍♂️

お読みいただきありがとうございました😀

以上

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