ネットスーパーの話

一般の方はもしかすると感じないかもしれないが、
業界的にネットスーパーは大きな話題である。
#ネットスーパー

ネットスーパーという言葉が非常に便利(汎用性が高い)なので、逆にわかりにくくしている側面があるのだが、ネットスーパーは大きく分けて二つのパターンがある。

▪️配送する(家まで届ける)
▪️店舗受取型(お客様は来店する)

もしかすると、「店舗受取型って何か消費者にメリットがあるの?」感じられるかもしれないが、店内を隈なく周り、必要なものを買い物カゴに入れるピッキングは、意外と手間だし、時間をとられる。そのある種の煩わしさを解消するのが店舗受取型の醍醐味なのである。
#醍醐味は大袈裟

手数料について

ネットスーパーについて、話題になりやすいのが、
手数料である。昨日このようなニュースが配信されていた。

富山県に本部があるアルビスというスーパーマーケットの取り組みである。着目したいのは、"手数料"
220円。これが利用するたびに商品代金とは別に発生するのである。さぁ、これを高いとみるか安いとみるか。

これは、“人(家庭)による"というのか正解だと思う。当たり前で身も蓋もない解答を提示しておきながら、まだこの話題を続けるのだが、もう少しお付き合い願いたい。

この220円を利用もしないまま、「高い!けしからん!」と批判したり、酷い場合、店の従業員の時間を奪って、文句を言いにくる訳のわからぬ生命体へ変体(オタマジャクシがカエルになる時に使うコトバ)してしまう輩についてだ。こういった輩が大問題なのだ。

なぜ大問題なのか?

ネットスーパーが前に進まない一つの要因

もちろんこの220円が割高だから

使わない→利用客が見込みよりも少ない→撤退する

ということであれば致し方ない。いや、むしろその「220円の手数料は割高」というデータがとれたので、店側としては、メリットだ。撤退いう選択も取れるし、撤退しないのあれば、改善策を考え、ネットスーパーというサービスを次に進めることができる。

しかし、利用もせずに高いと批判だけする輩は、厄介で、本来ネットスーパーを必要としている(220円払ってでも利用したい)消費者の権利を堂々と剥奪しているのだ。これは、店に直接言わなくてもSNSで発信することもある種同罪だと感じる。

買い物難民なる言葉が生まれて久しいが、
ネットスーパーがふだんのくらしに必要な商品を便利に購入するツールの一つであることは、間違いない。その小売側のチャレンジを温かく見守ってくれる温かい心を期待したい。

FIN^ ^

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