仮説の立て方と情報を読み取る力 応用編
けいひげです。
先日、noteで以下二つの記事を書いた事があります。
仮説の立て方
情報を読み取る力
NHKの「テストの花道」という、
現役東大生の思考方法を説明する番組があり、
仕事をする上で非常に有益な情報であったため
紹介しました。
note公開後、折角なので部下にも同様の説明をしたのですが、なんとなく分かってはくれたのものの、仕事などの部分に活用できるのかが、いまいちイメージを掴めないと言っておりました。
なので、私自身の過去の経験を簡易資料を作成して説明をした所、多少イメージが湧いたそうです。
その資料、折角なのでnoteで紹介したいと思います。
以下は、実話です。
昨年、親しい知人にお歳暮を送ろうと、
ある店屋で買い物をしたことがありました。
店屋内で、知人の住所名前を専用端末を利用して入力し、その場で「お客様控え」を印刷してもらい、
誤りがないことを確認しました。
店の方は「今日発注が間に合えば、最短で来週✖️曜日に間に合うと思います」と言っていました。
まあ、そこまで早くなくても良かったのですが「可能でしたらお願いします」と伝えて、店を出ました。
二週間後、知人からお歳暮が届いたと連絡があり、同時に苦笑しながら「名前の一字、間違ってたよ」と伝えられました。
山田太郎 が
山口太郎 になってる、そんなイメージです。
わたしはもう、びっくりして。
わーすみませんでした!と謝罪して電話を置きました。
直ぐにお客様控えを見ると、あれ?間違ってない。。
仕方ないので、店屋に(すこしクレームと)調査依頼の連絡をしました。
「なぜ問題が発生したか、調査してもらいませんか」と。
一時間後、その店の責任者が謝罪と中間報告の連絡をしてくれました。
内容は以下の通り、ぺたり。
①端末利用してデータ登録(随時)
②確定とメール伝送(週に一回)
③伝票印刷、商品発送(②の顧客情報到着後、直ぐ)
要は、3ステップのどこかで問題が発生したと。
正確な状況分かり次第また連絡しますと伝えられたので宜しくお願いしますと伝え、電話を置きました。
電話を置いたのち
なんか変だな?と違和感を感じたのですよね。
本当に??と言うか。
なので、自分でも考えてみようと思いました。
最初に疑ったのは、①の端末データ入力時。
ですが、入力後に印刷した「お客様控え」が誤ってないので、この線は問題ないと判断。
次に疑ったのが、③の伝票印刷処理。
一字だけ間違うと言う状況から、もしや手書きで伝票を作成した?と思い、知人に確認の電話を入れました。
「お歳暮に貼ってある伝票は手書きですか?」と。
答えは、No。プリンタで印刷したものでした。
なら、③もないか。故、除外。
となると、②の確定およびメール伝送システム?
ですが、「こんなことは今までない」という責任者の言葉を思い出しました。そんな不具合あれば、私以外でも発生してそうですしね。
なので②も可能性が低いので、除外しました。
さて、
①②③の全てで可能性がないという結論に至りました。八方塞がり?いえ、そうではありません。
このおかげで、ある事を疑う事ができました。
それは何か。
ぺたり
要は、①②③以外に何かしてるな、と。
そこから考えをすこしまとめ、店の責任者に電話しました。この間、10分くらいです
責任者に、画像の内容を確認してくれと依頼しました。
責任者はすぐに確認しますと言い、電話を置きました。
一時間後、責任者から電話、結果は
ビンゴ!
以下の事柄が判明しました。
大正解。名探偵の誕生です。
あーやっぱりそうなんですね!と、とてもスッキリしたの覚えてます 笑
その後、再発防止に努めてくださいねと言い残して、
電話を切りました。
話は以上です。
さて、
別に自分の自慢話をしたかったわけではないですよ。
言いたいことは二つ。
ひとつは
これは仮説と読み取る力を利用して回答を導いた、ということです。当てずっぽうではありません。
いきなり最後の結論にたどり着くことはありません。仮にあっても、それは妄想です。仮説ではありません。
もうひとつは
先だって紹介した、仮説の立て方と情報を読み取る力、ここに記載した内容に沿えば、誰でもこの回答に辿り着けるということ。ノウハウとはそういうものです。
いかがでしょう。
学問の勉強の仕方が実生活に役立つというイメージを
持っていただけたでしょうか。
このnoteが皆様の何かの気づきになれば幸いです。
おしまい。
サポートいただいた分は、全て息子に渡します(*´ー`*) ありがたやー