移住の体験リファレンス本
田舎で暮らしたことがある。
当時は『移住』という言葉にまだ馴染みがなく、少しくすぐったい気持ちになった。
海が好きで、夏は海水浴、冬になると「海が見たい」なんて言って夕暮れの海を見に車をかっ飛ばしたものだ。
子供の頃から海辺の町に住みたいと思っていた。海辺でバーを開きたいと思っていた。そう、トム・クルーズだ。
海が大好きだった私は、なぜか山奥に移住した。
人生って、わからないものだ。
いろいろな縁が重なり、気づけば山奥、川の源流に程近い集落にいた。
私たち家族の冒険が始まった。
コハクさんは本の中でこう語っている。
移住したのは、
変わりたかったから。
変えたかったから。
このあたりの話は多岐に渡るので、順に描いていきたいと思う。
移住を経験したことで、私は大きく変わった。
これからの生き方にも大きく影響を与えるに違いない。
しかし移住前に想像していた生活との違いは、嬉しいものだけではなかった。特に驚いたのは、生活費の面だ。
田舎はお金がかからない…と心の底から思っていた。
その頃の私に教えてやりたい「そんなことないよ。めっちゃかかるよ」と。コハクさんが詳しくまとめてくれているので、もし、移住を検討している、と少しでも思っている人がいらっしゃったら、ご一読ください。
by Degu
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