40代営業マンがおすすめするYouTubeチャンネル
「40’s Biz talk」は法人営業やBtoBマーケティングが専門の40代男性2人、杉本浩一と柳澤大介がお届けするポッドキャスト番組。
音声番組の内容を読みやすく要約してnoteでお届けしています。第64回は「おすすめのYouTubeチャンネル(前編)」です。
それでは、本編の内容をお届けします。
10年続いてる「太田上田」
柳澤:今回のテーマは「おすすめのYouTubeチャンネルについて話そう」です。前におすすめのポッドキャスト番組を僕からお話ししたんですけども、たぶん、YouTubeは杉本さんも結構見てたりすると思うので。
杉本:あれ?っていうか柳澤さんも見てましたっけ?YouTubeって。
柳澤:YouTube、見ますよ。
杉本:僕は一番リピートして見てるチャンネルがあって。「太田上田」って、知ってます?
柳澤:あー知ってます!見たことある。
杉本:爆笑問題の太田さんと、くりぃむしちゅーの上田さんがやってる番組で。Huluに入っていると見れるんです。Huluに入ってなくてもYouTubeの公式チャンネルで10分ぐらい切り出したやつを見れるんですよ。
本編は25分ぐらいの番組で、10年前ぐらいからやってるんです。
柳澤:確か上田さんは太田さんのこと、ニックネームで呼んでませんでしたか?
杉本:ピーちゃんでしょ。
柳澤:そうそう、ピーちゃん!
杉本:太田さんは、仲の良い芸人さんからピーちゃんって昔から呼ばれてるんですよ。番組は10年やってるけど、私が見始めたのは3年前ぐらいから。実は私、爆笑問題の太田さんのファンで。
面白いのに加えて、もう一つの顔が評論家というか、エッセイストというか、芸人じゃない顔も持ってて、非常に教養があって、私はすごく好き。落語とかいろいろなものに造形深いんです。
上田さんはいろいろな番組でMCやって、けっこうしっかりした印象がある人。だけど、この番組では上田さんがまともじゃないっていうか、少し感覚がおかしい感じの人みたいなのが垣間見えて。
逆に太田さんは地上波の選挙特番にも出るんだけど、めちゃめちゃ炎上するんですよね。自民党に突っ込んだ質問しすぎてて、政治家からだけじゃなくて、いろんな人から叩かれる。
あとは漫才するときも、「助けてくれー!」って頭のおかしい感じで出てくる。地上波だと太田さんって炎上するし異常な人なんだけど、太田上田の番組だとすごくまともというか、めちゃめちゃ人に優しい。
昔から爆笑問題のファンは太田さんの、なんて言うんでしょうか、少し目立とうとしてる、おかしな人じゃない面は知ってるんだけど。それがめちゃめちゃ出てるから、私は大好きで。
さらに言うと、二人がいろんなトークをするんだけど、最近だとえなりかずきさんが出てて。上田さんと仲良しで、週に何回も会ってる。
えなりかずきさんが話す上田さんのエピソードがめちゃめちゃ面白くて、古典落語みたいな感じなんですよ。えなりさんが上田さんの真似をしながら、上田さんのことを話す。
くだらない話をずっとする感じなんですけど、時にすごく真面目な話もする。とても雰囲気がいい番組。
僕はそもそもこの2人が好きなんです。上田さんも雑学王みたいな感じの頃から好きで。芸人さんって人を笑わせる仕事だから、突飛なことをする感じの人かなって思いがちなんだけれども。
教養とまともな感覚とか、人間に対する考察を持ってないと、人に「笑われる」じゃなくて「笑わせる」って難しいんだなっていうのがこの2人を見てるといつも思うんです。
だから私は芸人さんの中でも特にこの2人を見ていて、この2人が話す番組だから、ずーっと繰り返し見ちゃうんですよね。
柳澤:確かに2人の仲の良さがとても伝わってくるし、聞き心地がいいですよね。
杉本:そうなんですよ。これが私のおすすめ。うまく伝わったかわからないんですけど。
人の魅力を引き出す「NOBROCK TV」
柳澤:僕のおすすめはいくつかあるんですけど、「佐久間宣行のNOBROCK TV」。知ってますか?
杉本:知ってる知ってる!これも見てるよ、俺。めっちゃ好きです。
柳澤:最近、ハマってて。
杉本:あーわかる。全部は見てないけど何回か見てますよ、面白い。
柳澤:佐久間さんは元テレビ東京の敏腕プロデューサー。いまは独立されているんですけども。僕が最近ハマってみたのは福留光帆さんの大喜利の企画。
これがYouTubeショートですごい上がってきてて、見てみたらめっちゃ面白かった。AKBにいた時は最後尾で全く存在感がなかったのに佐久間さんが見出して一躍スターになった。
もともとニートだったのに、半年前からブレイクしてるんですよ。
杉本:佐久間さんって人の引き出し方がとても上手くないですか?下ネタで絶対笑っちゃいけない企画で、牛乳を口に含んでバッと笑うみたいな。あれもすごい好きで、何回か見てますね。
柳澤:僕もそれ見ました。あと最近面白かったのは。森脇梨々夏さんの企画。この方はグラドルですごいピュア。ドッキリによく仕掛けられるんです。
ピュアだからすぐ騙されるんだけど、正義感が強くて、目上の人にも自分の意見をちゃんと言うんですよ。「それおかしいと思います」とか、「xxさん悪くないです、土下座する必要ないです」みたいな。
ピュアさに加えて正義感っていうか、相手の立場に関係なくちゃんと自分の意見を言える。ドッキリも3シリーズくらいある。ここら辺のやつをきっかけにいろいろ見てるんですけども、同じ番組を4、5回見ちゃいます。
爆笑問題・太田さんゲスト回がおすすめ
杉本:面白いと思ったやつを何回も見ちゃうから、逆に全部見れないっていうのがあるよね。これも爆笑問題の話になっちゃうんですけど、佐久間さんのNOBROCK TVに爆笑問題の太田さんと田中さんが出てる回があって。
前編・後編で2編にわたって、確か爆笑問題がスターだと思うベスト3みたいなやつをやってる動画があるんですよ。これはね本当に必見ですね。いわゆる爆笑問題が見たスーパースターの話で、明石さんまさんとか、ビートたけしさんの話があるんですけど。
▶前編
▶後編
これは是非見ていただきたい!昔の芸人はかっこいい。ビートたけしさんやさんまさんは現役ですけど、この人たちのエピソードを語る太田さんのストーリーの立て方がとても参考になる。話し方が落語家みたいなんです。
太田さんって臨場感を持って状況を語らせたらもう天下一品。まさにこの語り口は立川談志師匠譲りというか、おそらく薫陶を受けたり、自分で見聞きして磨いていったものなんだなと思ってて。こういう状況語りの上手い人にすごく憧れるんです。営業職だからっていうのもあるかもしれないですけど。
柳澤:爆笑問題の番組、前編204万回再生!?後編も118万回。すごい…。
杉本:立川談志とビートたけしの話、このかっこよさを表現しきれないんですけど。二人の立ち振る舞いとか、会っている時の姿とか、何を話しているとか、とにかくかっこよくて。
爆笑問題の太田さんが下っ端で、ビートたけし、立川談志という超大御所の2人を合わせるために席を設定するんですよ。浅草のうなぎ屋の2階で設定するんだけど。
その時にビートたけしが来るのを待っている立川談志の話と、そこに来た時のたけしの振る舞い方とか。かっこいい人たちの振る舞いっていうのが、これは職業関係なくあるんだなと思うんですよ。ビジネスパーソンも昔の大物俳優とか芸人の振る舞いから学ぶところが多いんじゃないかな。
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